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指輪物語関連ファイル

YUKI


2002年06月20日(木)
 ヴィゴクエスト中間報告


今日までに、ヴィゴの出演した映画を指輪を含めて14本見ました。
まだ見ていない映画が14本。ちょうど折り返し地点です。
見た映画は現在から過去にさかのぼっているので、最近作ばかり。
チョイ役から脇役になり、準主役を得て、ようやく主役級になってきたのが
よくわかります。しかし主演作というのはものすごく少ない。
見た中では『ヤクザvsマフィア』だけかな?

演じる役柄は本当にいろいろです。
かっこいい役もあれば情けない役もあり、ださい兄ちゃんのこともあれば
色っぽい悪魔のこともあります。軟派な女たらしかと思えば硬派な軍人を演じたり。
本数は少ないですが、同時期にショーン・ビーンの映画を見て
ずいぶん対照的なふたりだと思いました。
私はショーンの映画を見て、どんな役を演じてもショーン・ビーンにしか見えないのです。
だから映画の中の役が悪役でも、「本当はいいやつ」オーラがでているような気がする。
体とか頭の骨格がしっかりしていて、中身も同様にゆるぎない感じ。
人懐っこい笑顔を見ているだけでOKみたいな感じ。
「存在感がある」って、こういうことかなと思いました。
反対にヴィゴは、映画の中でヴィゴ・モーテンセンを感じさせないような気がします。
アラゴルンを演じている時に、映画の中にいるのはアラゴルンです。
ルシファーの時はルシファー。女の人をだましているときは、そこにいるのは女たらしです。
だからヴィゴを追いかけているけれど、生身のヴィゴ・モーテンセンが好きというわけではないみたい。
いろんな役にとりつかれているヴィゴが好きなようです。
昔の映画を見ると、ただの脇役で終わってしまう可能性もヴィゴの中に見えます。
いろんな役を演じて、いろんな監督や俳優や女優と仕事をして(リストアップするとすごいよ。メンツが)
自分の中に何かを育ててきたヴィゴをおもしろいと思います。

さて、ヴィゴの映画のおすすめは、この三本です。
『ヤクザvsマフィア』主役だし。かたことの日本語がかわいいし。ハンサムです。
『オーバーザムーン』不倫ものですが、気持ちの描写が濃やかで、心地よいです。
『G.I.ジェーン』フェミニズムという点では問題あるかもしれませんが、映画としておもしろい。
番外『ゴッド・アーミー』の悪魔。色っぽくて好きなんです。ヴィゴのルシファー

ヴィゴ・クエストはつづく・・・・