オレ様日記
頑張ろう東北!



要はやる気だろ。

2002年11月05日(火)


たった今お風呂から出たならば
ぼくが用意したパジャマの上に綿入れはんてんが。
ワーイワーイ冬到来だぁいッ!ってなカンジで
只今即席雪国っ子のふりをしながらキー打ち中。
昨日は県内のはじっこの方で雪が降ったんですって!
うぅむ、去年買ったマックスマーラ、虫喰ってないかしらん。
天下御免のパラサイトシングラーとしては
着る物喰う物全てママ上任せなんだもの。
イヤごめん、虫に喰われてても全部オレが悪いっつーの。
カシミアだろうがユニクロだろうが
基本は全て大雑把もしくは適当で。




お風呂に入る前に一恵ちゃんから電話がありまして
福岡に嫁に行ってから もう早2年の年月が流れつつ
本気と書いてマジで仕事を探してる彼女なんですけれども
本日 とてもビックリするくらいの無礼な人に会ったっつー事で
何何ふむふむ、と話を聞いていたんですよ。
昨日から調子の悪いうちの電話の子機は
本日プルリとも鳴らなくなりやがり
この冷え冷えとした夜の最中
玄関先の親機で話すのもメンドイじぇと
わざわざオレの携帯から懸け直しての長電話。




『あのねあのねッ、私がさ、わかってないの知っててさ
「そんなやり方じゃなくてこうして下さいッ!」とかさ
「今やってる事の意味わかってますかぁッ?」とかさ
「どうしてそういう事するんですか、こうでしょう!」とかさ
も〜、いちーち言い方がムカつくおばさんがいてさ!』

そんな彼女は本日とある場所に面接&実地に赴き
その場にいた担当の女性の不具合ぶりを
これでもかこれでもかと言わんばかりに語りまくり。




『で、他にもイロイロ思った事と違う事いっぱいあってさ
もういいやって思ってそこはこっちから断ったんだけどね』

『はぁ?アンタ仕事探しに必死やったっちゃないと?』
『ウン、それはそうやっちゃけどさ、募集要項と内容が
話聞いてたらドンドン変わっていくっちゃもん、何かね〜』

『いいと?マジで今 仕事探しよるっちゃろ?』
『うん、でもね〜やっぱねぇ〜あーゆー人がおったらね〜』
『・・・キサマのその態度は気に食わんぞ』
『え、うそ、そう?あたしが悪いって事?』
『つーか真剣味が感じられんつーか何つーか』




ぼくは就職活動で苦労した事ねぇっつーか
仕事自体で苦労した記憶がねぇっつーか
仕事が大変なのは当り前の事やし
出来ない自分が馬鹿にされるのは当然至極でもって
現に今の仕事だって何も自信持てるモノなんざねぇし
そーゆー意味では 1日目だろうと3年目だろうと同じ事、
そう信じて疑わずに本日も仕事してきたワケなんですが。




世の中の、いわゆる『普通』って何やねん、と
彼女にガツリと聞いてやりました。
スゴク出来るわけじゃないけど普通には出来るのに、と
そう言うキサマの普通の基準はどこなんだよ、と。
オレから言わせて貰えれば 仕事が出来るつーのは
そりこそマスメディアとかでもてはやされるレヴェルだからして
0からスタートして5にレヴェルアップしたからって
出来る人ってのは100よっかもっと上でもって
でもって出来る人になりたいのであれば
上達した、じゃなくて マトモになった、くらいで終わらせとけや、と。
こないだの出来ない自分よりかは出来るようになったよ、と。




この歳だし、結婚してるしと彼女は言う。
てめぇオレと同じ歳やんけ!と言うと
アンタは結婚してないからねぇとか言いやがるので
そこからオレの携帯代を使いまくって説教してやりました。
あんたの可能性を潰してるのはあんたやろ。
結婚してるからとかこの歳やからとか
そんな言い訳用意してる人間に 誰が大事な仕事を任すかっての!
彼女もモチロンそーゆーのがわかってる人なのだけれども
なぐさめて欲しい病にかかってるようだったので
オレが無法医ブラックジャックに成り代わりトリプル治療です。
頑張ってるのはわかるの、でも自分で限界決めちゃ駄目だろ。




仕事に関しちゃたくさんヘコむ事あるし
もう出来ないモン!オレ駄目だもん!とか言いつつ
へなちょこな自分に逃げたい時も多々ありますが
出来てしまえば全部過去の事になってしまうぼくは
中途半端な努力を頑張りって言う人が好きではないの。
ぼくはまだ自分の限界を見た事が無いので
頑張った事とか無いもん!とか言い切るタイプですし。
頑張ってねぇもん、オレ。
こなしてるだけやもん、オレ。
本当にキツイ仕事なんてこんなモンじゃねぇと思う。




あんまり言うとただの意地悪なので
まぁとりあえず溜め込むなよぉ?と軽口を叩くぼく。
彼女だってわかってんの、それはわかってっから。
言いたいだけなんだろうな、と思うからキツい事言うのだ。
甘やかされたいなら他のヤツに言えよ、
オレがそーゆー役割やって事、昔からわかってたやろ?
つっけんどんにぼくがそう言うと
わかってたから電話したとよ、と彼女が言う。
そかそか、じゃあもしもこっちに帰って来たら
何かアンタが出来そうな仕事の世話しちゃるから
その時まで安心して苦労して来いや。
うんうん、その時はよろしく頼んますわ。
そう言いながらにこやかに電話を切った一恵ちゃん。
かなり酷い事を言ったのに喧嘩にならないのは
ひとえに彼女の人格の賜物でしょうか。
伊達に22年も友達やってねぇってか?
(出会った事を後悔してるって会う度にお互いに言ってますが)


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