【復活!】ダイエットなDIARY
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2003年07月30日(水) 帰国




ボナ!セーラー!!!













ぢつは無事に帰ってきている(笑)。



しかも元気。






月曜日の夕方、定刻より30分遅れで成田に到着した。







ヨーロッパは異常気象で、イタリアは毎日40度近い暑さであった。



フィンランドからの研究者と話したところ、フィンランドでも30度を越える暑さだったそうだ。


ムーミンも焼けちゃう暑さである。



ちなみに、このフィンランド人(男性)はどことなくムーミンに似ていて、トーベヤンソンと同じ言語グループ出身なのだそうな。






ともかくも暑く、ミラノもローマもフィレンツエもトリノも、みーーーーーーーんな暑かった。





アジアである日本と比べると湿度は低いので過ごしやすいのではと思われる方もいるだろう(オレもそう思っていた)が、湿度はなさ過ぎだった。


街はどこもかしこも石作りであるから、さながらオーブンの中にいるようである。


路上の石畳でピザが焼けるほどである(うそ)。




ホテルのTVでは、理解できる唯一の外国語である英語のCNNがケーブルで入っており、それを観ていると、やはり異常気象の話題が沢山出ていた。



ヨーロッパが異常に暑く、雨が降らない乾燥した気候に突入している一方で、アジアでは日本の長梅雨やインド、パキスタンでの豪雨による洪水などの現象が起こっているのをニュースでやっていた。


これは地球的規模で考えなければならない現象で、ヨーロッパの暑さと乾燥を補う仕組み(「補償」という言葉を使っていた)として、アジアが比較的寒く、雨が降っているそうである。



つまりこれらは地球自身が温暖化と戦っている現象なのである。







ここ数年、ひどくなる一方の暑さに対応するため、イタリアでも車やホテルやレストランなどが次々にエアコンを導入している。


ちょっと前までは車にエアコンなどは必要なかったのである。



扇子もいたるところで売られていた。





それからイタリアのレストランの外にあるテラス席には、夜になると蚊取り線香が使われていた。



あの、渦巻き型のアレである。



こんなところにもビジネスチャンスは転がっている。




網戸はまだなかったので、おそらくこれが売れるのではないかと思う。



アメリカではすでにスウィング・ドアというのがあるが、イタリアにはないみたいだ。




網戸メーカーさん、これからのビジネスはヨーロッパですゼ。



それから浴衣とか風鈴とか団扇とか、日本の夏の風物詩が流行るかもしれませんゼ。








もともと、日本にいるときが夜型の生活であったから、時差ぼけもなく、体調はすこぶるよかった。



メシもうまかった。


朝起きて、三食食べて、街を歩くという生活を基本的には二週間続け、おまけに暑かったので、飽食の割にはダイエットになったようだ。



ジーンズのハラ回りがどんどん緩くなってきているので、近いうちに買い換えなければならない。



背中も痛みも、最初の三日間は夜寝る前に持参した湿布を貼って寝たが、その後は痛まなくなった。





食事に招いてくれたイタリア人に勧められた時に、断るのは失礼なので一本吸ってしまったが、禁煙も続いている。




おねんさんたちもみんなキレイで、おしゃれである。



アングロサクソンやゲルマンのように骨太の巨漢(女だけど)はあまりいない。



普通の、公務員のおねんさんでさえ、結構美人である。





イタリアは、総じてよかった。




ただ、夏には行かないほうがいいと思う。








つうことで、また折に触れてイタリア旅行については書くかもしれないが、とりあえず、帰国報告はこれぐらいにして、明日からはまた通常のダイエット日記に戻るつもりである。



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