【復活!】ダイエットなDIARY
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風呂上りに鏡を見てつくづく思った。
こ、この下腹部はなんなんだ?
トランクスの上のゴム周りから垂れ下がりそうなイキオイである。
ち、中年・・・・。
思わずそう心の中で叫んでしまいそうだ。
二十歳前後の頃は、太っていたり、腹回りに脂肪がつきまくっている友人を心のどこかで軽蔑していた。
なんて自堕落で、自己抑制のないやつらなのだろう、と。
今になってみればそれは全く自分のことである。
それにしても忙しい。
何でこんなに忙しいのかといえば、前にも書いたが年度末だからである。
来週、(もう今週か?)から月末にかけて、また調査出張と研究会などがある。
今日は今日で、知り合い、というか後輩の研究仲間がある地方の資料館に定職を得、その送別会の幹事をやってきた。
その席で、島○製作所のOBの研究者とも会った。
それは昨年、ノーベル賞受賞で一躍有名になった田中さんの職場でもある。
その職場は、社員の85%が研究者であり、だから営業も研究者がやる。
一風変わった人が多いそうである。
オタク集団なのだろうなあ。
青いバラを作り出すまでには相当な苦労があったというのを、いつだったかテレビのニュースで観た。
青を人工的に作り出すのは非常に難しいことだそうだ。
最近の信号機には発光ダイオードが使われ始めている。
発光ダイオードは電球ではなく、PCの部品のように、一種の回路である。
消費電力が少なく、寿命も長いので、すでにPCのLEEDランプなどにも多く使われている。
そのなかで青色発光ダイオードを開発した人は、当時は某企業で働いていたのであるが、開発後、アメリカの大学で教えることになった。
青色はとても難しく、だからその人の開発がなければ、現在の信号機もなかったわけである。
で、最近、当時の企業が正当な報酬を払っていないとして、その人は訴訟を起こした。
こういった感覚が、田中さんや、おそらく島○製作所の人たちには無い。
いや、訴訟を起こした人も、日本社会にいたら起こさなかったろう。
さすが裁判王国アメリカである。
何が言いたいのかといえば、日夜開発に明け暮れ、画期的な発明をしてもそのパテントは企業に所有され、一万か二万円の報酬だけで満足していられるようなオタク系の人たちが日本には沢山いるのだなあ、つうことである。
そうして、次期防衛システムとかの開発は、そうしたオタク系の人たちが担っているのだ。
技術や知識は、それ独自の論理を持っているから、それは社会とか人間性とかとはかかわりなく進歩する。
技術者には、エジソンやテスラなどの山師や奇人はむしろ珍しく、大多数は、おとなしく、勤勉なオタクたちなのであろう。
それをどうコントロールするかは、社会や政治の役割である。
そういう意味でも、今の防衛庁長官の、ちょっとイっちゃてるような目はこわい。
何を書いているのか分からなくなってきたが、5時間も酒を飲み続け、その挙句に先ほど風呂にはいってきたばかりなので許してくれたまへ。
さあて、特におちもまとまりもなく、そろそろ寝る。
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