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アジアカップ中国2004・インドネシア代表プロフィール - 2004年07月17日(土)

カウントダウンまであと数時間ハァハァ・・・


つーわけで、よりによって直前に各国プロフィールを出してきやがる
AFC(まー、そうしないと選手の入れ替わり激しいからな)の記事を
翻訳してみます。

これまで、日本語表記は避けていたのですが、まー間違ってたら、
誰か訂正してくれるだろ、ってことで、俺の勝手な呼び方を書いてます。


また、翻訳も案の定怪しいですが、その辺を理解してください。



これの次は、なんとか日本戦前にタイ代表の記事の訳やります。

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■アジアカップ中国2004・インドネシア代表プロフィール■

asiancup2004.com


インドネシアは、アジアカップ予選・グループCにおいて2位となり、
中国への切符を手にした。だが、首位のサウジアラビアとはかけ離れた
2位であった。

このグループでは事実上2つの側面があった。

それは、サウジアラビアが何得点するか、そしてイエメンとインドネシア
のどちらが2位となるか、である。

ブータンはほとんど本大会出場候補としてはカウントされない、そんな
グループだったと言える。



インドネシアにとってもっと重要だった試合、それは対イエメン戦である。

イヴァン・コレフ(Ivan Kolev)監督率いるインドネシア代表は初戦、
イエメンの選手が前半に退場したのを受け、3−0で勝利。そして続く
第2戦、2−2で引き分けてグループ2位となった。



サウジアラビアに対しては、インドネシアは2試合で無得点・11失点
という結果に終わった。

よって、インドネシアにとってる中国、バーレーン、カタールに対して
の戦いは、かなりタフなものになるだろうと考えられよう。



コレフ監督は、今回のアジアカップ終了後、インドネシア代表を元タイ
代表監督だったピーター・ウィズ(Peter Withe)氏へと引き継ぐことに
なる。

だが、2002年から代表監督に就任しているコレフ監督にとって、
彼が望んでいるような、最後を飾る壮行会にはならないかもしれない。

インドネシアは4年前のアジアカップで初戦に引き分け、残り2試合に
敗戦。結局グループ最下位に終わったが、それを今回上回るかどうかだ。




▽インドネシアの攻撃について


コレフ監督はは3−5−2のシステムを使う傾向にあるが、時として
3−4−1−2というオプションも使う。だが、フォーメーションが
どうであろうと、中盤の選手は大抵同じ選手である。シャムスル・バクリ
(Syamsul Bachri)とポナリオ・アスタマン(Ponaryo Astaman)が中盤の鍵を
握る選手だ。


シャムスルは、AFCチャンピオンズリーグに出場したPSMマカッサル
に所属する選手である。彼はボールを収めている相手を止めることを
仕事とする、エネルギッシュな用心棒と言えよう。

その一方ポナリオはプレイメーカーであり、意図と秩序をチームに与え、
チーム全体を活性化させる役目だ。


プルシプラ・ジャヤプラ所属のエドュア・イバ・ダラム(Eduard Ivak Dalam)
は前線の2人を操り、2人がフリーの状態で攻撃できるよう、FWとMF
をつなぐ役目をしている。彼はポナリオと共にFKにも参加する選手だ。

チームのキャプテン、アグン・セヤブディ(Agung Setyabudi)ともう一人、
イスメド・ソフィアン(Ismed Sofyan)またはアレクサンドロ・プラロ
(Alexander Pulalo)ら2人のウィングバックが両脇に配置されており、
可能な限りFWにボールを送る役目となっている。

だが、インドネシアの決勝トーナメント進出へは、彼らクロスの精度が
より上がることが必要となるだろう。


インドネシアの攻撃の希望はエリ・アイボイ(Ellie Aiboy)とバンバン・
パムンガス(Bambang Pamungkas)という、同じクラブに所属する2人で
ある。

バンバンはインドネシアを代表する選手であり、マークを振り切る素早さ
に長けているが、派手さに若干欠ける。

彼らのいづれかが機能しない場合、コレフはためらいなくロキ・プティライ
(Rochi Putiray)をピッチに送り出すだろう。

ロキは香港リーグチーム・傑志とACミランとの親善試合で、ACミラン
相手に2得点を決めた選手だ。




▽守備について

インドネシアの弱点は守備にある。 ワルシディ・アルディ(Warsidi Ardi)
はストッパーとして中央でプレイしているが、コレフはまだこのプルシジャ・
ジャカルタでプレイする彼を起用するかどうか決めかねている。

他のDFとしての候補は、ハリ・シアプトラ(Hary Syaputra)とアプレ・
トゥクアリ(Aples Tecuari)らがいる。

だが2人とも危険な状況で,無謀な挑戦をしがちだ。ハリはヘディングが
強く、その一方アプレはタックルが強く、粘り強い守備をする。


GKに目を移すと、インドネシアにそれほど選択肢はない。第1に挙げら
れるのは経験豊かなヘンドロ・カルティコ(Hendro Kartiko)。反応が
素早く、またとても勇気がある選手だ。プルセバヤ・スラバヤに所属する
彼は、よく「インドネシアのファビアン・バルテズ」と例えられる。


控えのGKは、ヤンドゥリ・ピトイ(Yandri Pitoy)。ヘンドロよりも
かなり若いが、学習する能力が高い選手だ。今年初めの対トルクメニスタン
戦では、ヘンドロに代わって抜擢され、良い動きを見せた。



▽グループステージ展望


国内リーグの前期は6月に終了し、7月中旬から後期が始まる。
選手達の何人かは代表よりもクラブチームを選択し、コレフ監督は
最強メンバーをそろえることができなかった。


ブルガリア人であるコレフ監督であるが、彼は4人の選手を代表から
外した。理由は規律を乱したことによるものだ。その中の一人は、
FWのクルニアワン・ドゥイ・ユリアント(Kurniawan Dwi Yulianto)
である。

彼は、バンバンとのコンビが予定されている選手だった。FC Luzern
(スイス)に在籍した彼は、最後のゲームはインドネシア代表として
プレイしたいと思っているはずだ。


アジアカップ2004のインドネシアの初戦の相手はカタールである。
カタールとの過去4回の対戦成績を見ても、インドネシアは一度も勝利
していない。

中国とは過去3回の対戦成績をみても、やはりすべて敗れている。

バーレーン相手に、もし88年のように0−0に持ち込む事が再びできる
なら、コレフはかなり幸運であるといえよう。

-Sigit Nugroho/Bola


http://www.asiancup2004.com/en/tournament/teams.asp?cid=1041&sqid=939&ccd=IDN&tbl=Y


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コレフ監督は、最近3−4−3を使っております。

まあ、タイガーカップ2002のときに4バックにしたところ、
「国内リーグのどのチームも3バックなのに、できるわけねーべ」
と、サポからも選手からも反発を食らってしまいました。


また、文中にもありましたが、アジアカップ・レバノン2000で
タイ代表監督だったピーター・ウィズ監督は、現在インドネシアの
U20代表の監督さんです。


インドネシアのサポは、とっとと無能なコレフよりも、
ピーター・ウィズにしてくれ、とブツブツ言っていますが、
ボロカス言われてたタイガーカップ2002は準優勝したし、
実はやってくれる・・・とひそかに期待中。




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