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10 minutes: さすらいサポ・バックスタンド派 - 2003年04月15日(火)

現状のサッカー雑誌で不満な点。

それは、殆んどのサッカー雑誌は、チームを愛している
ゴール裏の人々とか、日本サッカーの問題・現状を鋭く突く、
サカヲタとか、ギャルサポ対象という点だ。


つーかむしろ当たり前で、何も責められるようなことを、
雑誌側はしてない。でも、読んでいて何となく脳みそに
情報としては入ってくるのだが、どうもそれっきりなのだ。


そして、"自称バックスタンド派"な俺というのは、
スタジアムでも非常に肩身が狭い。


選手をよく知っているわけでもないし、
チームを愛していると言うほど、アウェイ行ってねーし、
この膠着した状況に対して・・とかワカランし。



そんな彼らに俺が唯一、胸を張って言えるのは、

「ワンテンポ遅れた、カスれた音の指笛」

「試合中に食べる、ポップコーンの量」

「どのビール売りのオネーチャンがカワイイか、
 確認する早さ」

ぐらいである。うーむ、情けない。



この状況をナントカせねばならん・・と考えつつも、

「だからって、俺がマフラーを掲げてラブミーテンダー
 歌うってのも、4−4−2とか言うのも、なんか
 オカシイしなぁ・・」

と感じていたわけです。



そんな時、「クウネル」というアンアン別冊の雑誌を買った
のです。


この雑誌は、なんちゅーか・・昔のオリーブを読んでた
オネーチャン達が大人になって、読むモンねーぞ!という
ニーズに応えたような雑誌であります。


内容は、欧州の500年伝わるパンケーキ競争とか、
古いマンションで暮らすとか、散らし寿司(だったっけ)
とか、24時間あいている島の図書館とか。

まぁ、ハードコア・ノホホン・ライフ雑誌でしょう。


そんな中、俺的に「こ、この記事は・・」と思ったのが
ありまして、感動したのであります。


それは、手作りのランチ紹介という小特集がありまして、
ベーグルだのルッコラだの・・・と若干コじゃれた
モンが多かったのです。

が、一人の鹿島サポの女性のランチが紹介されており
ました。


内容は、うろ覚えですが


「立って応援しないので、ランチを持っていく。
 基本はやっぱりカツサンド。」

「やっぱり食べ物も赤色系で。
 FC東京サポなら青なので、作るの難しかったかも」

「イチゴは大好きな本山選手の出身地の福岡産で」


などと、ランチからサッカーを語っておったのであります。


うう・・なんて共感できるんだッ!

この無理しない姿勢っ!

ユルい。なんてユルいサッカー情報なんだッ!!



と、目からウロコが5枚くらい落ちたのでありました。


というわけで、俺、やっぱり無理しなくてもいいじゃんと
思いつつ、また週末に等々力で、

「アメリカンドッグ1つ、カラシ少な目。」

と、胸を張って言う事に決めたのであった。


...



 

 

 

 

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