unsteady diary
riko



 身体の反撃

久しぶりの生理痛で苦しんだ。
母は軽い陣痛ってそういうものだよ、とからりと笑った。
経験するつもりはないが、母も大変だと思った。
それでも身体は準備をするのだね。
ストレスで捻じ曲げても、こうして数ヶ月の反撃を。
辛いけれど、生きているんだってこと。
いやだけど、女だっていうこと。
そういうことを嫌でも思い知らされる。

そんな訳で、酷い痛みと大量出血による貧血と吐き気で、1年ぶりくらいに、体調不良で会社を休んだ。
翌日もフルタイム我慢するのがやっとで、5時過ぎに即退社して明るいうちに帰宅した。
バスを降りて、家まで歩く。
明るい道のり、なんてのどかな住宅地なんだろうって思った。
健康サンダルで散歩するひと。
夕ご飯のにおい。
子供のはしゃぎ声。
すごく久しぶりだと思った。

別にさ、お洒落に暮らせなくても。バリバリ働かなくても。
たぶん幸せを感じられるひとはいる。
そんなことはわかってる。

子供と手をつないで、のんびり歩く。
そういう幸せもあるんだろうと思う。

やだな、どうしてこんなこと考えるんだろ。
これでもわりと元気になってきたのに。


2007年07月08日(日)
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