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■ 合わないってこういうことね
合わないのよ。 それはもう、笑っちゃうほど。 でも見ちゃった、それも2日間とも。
ローズはあんなじゃないの。
竹内結子さんはむしろ好き。 すんごく可愛いと思うし、演技も好感が持てる。 でもね、違うのよ。 凛とした、どこまでも強気で気高くて、 それでいて生々しいメデューサみたいな執念さえ見せる 自分から動く女性である「ローズ」というキャラクターは無理だってば。 正反対なんだもの。 アテレコ初体験であれだけやれるのは、すごいとは思うけれど。
でもって、妻夫木さん? 私、このひと知らないんでなにも言えないんだけど。 いちばん感動するはずの、 海に投げ出されて凍えながらローズに生きろと約束させる演技。 思わず笑っちゃったほど不自然だった。 その後、二人のセリフがなくなったら ようやくしんみり見られるようになったけど。 ごめん、ほんとごめんっ。 一生懸命やってるのよね? ファンの人いっぱいいるのよね? それでもキョーレツに拒否反応が出てしまったわ。 ふう。 話題作りのために有名人をキャスティングするのは 作品全体を壊すことにつながりかねないわけで、 慎重にして欲しいとつくづく思う。 ちなみに、ビデオ発売のときの日本語版は、 ちゃんとプロが当ててたのよね。
まあ途中で諦めて、ふたりはそっちのけで 周りの人間模様ばかりを見てたからいいんだけど。 そのほかのキャスティングは、かなりギャラ積んだなっていうほど、 ベテラン揃いだった気がする。 とりあえず個人的には、 大好きな老ローズ役がイメージどおりだったので、嬉しかった。 京田尚子さんは貫禄のある役のうまい役者さんなので。
私は、レオは本人の演技(字幕)でなければどーでもいいので、 (表情には萌えるが、顔には萌えない) 専らケイトの美しさに萌えv 特に衣装&装身具。 アールヌーボー展とかでも見たようなものもあって、 ひたすらため息。 人形もこうはいかないだろうってくらい、完璧なの! しかも肉感があって、眼がすんごく綺麗。 あれで動いて、唾吐いちゃったり怒ったりして、 品位が崩れるどころか、強さが加わって美しさが増しちゃう、凄さ。 ひたすらケイトの実際のセリフまわしを思い出しながら、 あたまのなかで変換しつつ見てた。
これだけ不満満載のテレビ放送だったけど、 ローズ@ケイトを見るためにだけ、ビデオに録った私なのでした。(苦笑)
2001年09月01日(土)
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