結局日曜日の午後に届いた（遅いんだよチクショー！）『転生学園幻蒼録』、クリアいたしました。
うん、大満足とは言えないまでも、合格点。システムやボリュームに若干不満はあるものの、なにしろ私のゲーム評価の最重要ポイントは『キャラ萌え』できるか否かですから。その点では満足。
　男キャラはもちろんのこと、女の子も良かったし、サブキャラも魅力的。安倍クンとか安倍クンとか安倍クンとか。やっぱり絵がいいんだろうな。ヒロインアレルギーの私でも、女の子をシナリオに押し付けらるような事はなかったので安心。
　不満をあげれば、自由戦闘が後半にならないとできない上、回数に制限があること。技の射程や効果がステータス画面で確認できないものがあること。戦闘に戦術があまり必要ないこと。設定が濃い割にシナリオがあっさりしていること。
自由戦闘は、演出がかっこよくてボイスも入る協力攻撃、『相陣連技』を試す機会が減るという点でもマイナス。そう、相陣連技、かっこいいのよ。カットインもセリフも！相性が上がれば、ラブラブな相陣連技が使える････ことはなく、まぁ、フツー。使えたら良かったのに。ただし攻略本（電撃PS攻略記事）なしで自力で発動条件を探すのは難しいです。
　自由戦闘でレベル上げしなくても、ストーリー戦闘だけで低レベルキャラも一気に育成可能だし、戦闘自体が力押しで何とかなるので行き詰まることはないかと。その分キャラを育て上げる必要がないのが少し淋しいですね。
　シナリオ（もしくは演出）があっさりしているのは、惜しいです。キャラが濃いだけに。EDもかなりあっさり。でも私のような人種は、あっさりしている隙間を妄想でとびきり濃くすることができるので大きなマイナスにはならないかな。乙女の皆、妄想パワーMAXでゲームをしよう！！
　全体的にボリュームはやや少なめ･･･かな？もしかしたら標準かも。魔人と比べたら少ないけど、魔人がすごいだけかもしれないしな。東京魔人学園外法帖でいうと、陰ディスク、または陽ディスク一枚分といった感じ。せめて陰ディスク＋邪ディスク分は欲しかったというのが正直なところ。中ボスだと思っていたらラスボスでした。続編は、続編の予定はないのですか?!あの人との決着は〜〜っ？
　とりあえず男EDは全部見ました。あとは女性キャラ数人を残すだけ。取り残しのCG回収しつつ2周目でコンプリートしたいとおもいます。EDコンプしたら、追加イベントとかないのかしら･･･。
　EDは、直前で告る（同性だと違うけど）相手を選ぶ方式。戦闘がやり直しが苦にならない難易度なんだし、ラストバトル前に選んで、そこらで一発濃いイベント用意しといてくれれば（外法帖の雪山みたいな）もっと良かったのになぁ。まぁ、妄想で補完しとこう。
　ファーストプレイでは、『信頼と愛情が交錯するすばらしき関係』（･･･）になれたのは、上から若林君、飛河君、一之瀬、御神、それと九条先輩の5人。ヤローのEDがあっさり気味なため、やっぱヤローはこんなもんか･･･と、ヒロインの一角をになう一之瀬のEDを見て･･････やっぱりあっさりしてるじゃねーか！いや、女の子だから、一応告白はあるけど、でもなんかあっさり。これってギャルゲー?!という濃いのを想像してたからさ。でも、こんなものでちょうどいいのかもしれない。うん。

　これからは私の本領発揮、キャラ語り（男ばっか）です。

若林　誠

･････本作の私的目玉。なんてったって上田ボイス。クラスメートなのに後輩のようなイベントやEDなのはどういうことでしょうか。そんなキミが大好きだ！
那須乃の使いっぱとして頼りなげなあの様子がたまりません。転生の設定も素敵過ぎ。壬生狼の魂を継ぐ愛と勇気の剣士。一番のダーリンであります。【慕】ボタンにもいい反応。RESの機会があれば積極的に【慕】を押しましょう。大丈夫です、がんがん押しちゃってください。仲良くなれば【慕】が【愛】に変化！･･･いいのか?（さすがに驚いた。もちろん押したけどな）。一人前の男に成長した暁にはぜひ主人公を押し倒････ごほっごほんっ！････うふふふ。
那須乃とは女王様と下僕。ありがちな微妙な恋心というものは二人の間にはないようです。特に若林くん。仲間になった時点で相性一番低いのが那須乃！戦闘に何度も一緒に出さないと、二人で出せる相陣連技も使えないという相性の低さです。月詠メンバーが仲間になっても那須乃が最低。････那須乃はそうでもないのに。･･････まぁ、あれだけ傍若無人に振舞われれば当然か。
　戦闘でも活躍が見込めるアタッカー。魂神が強力。魂神が強すぎて、他の技を鍛える機会がないほどです。攻撃力も高く、前線に送り込めば必ず活躍してくれるキャラ。とりあえず魂神強化しとけ、間違いない。

･････多分1、2を争う人気になるだろうキャラ。
すごいいい男。とにかくいい男。メインキャラなのでイベントもゲーム中トップを誇る濃さ。色々ポジションおいしすぎ。惚れずにいられる乙女が果たしているのか？あのシーンはシナリオで最も盛り上がるところにして、最も濃かった。最後に「愛してる。」とか、「俺は、お前を･･･」とか言っててもおかしくない、いや、私の耳には聞こえたぞ！（幻聴）この方も【慕】に一歩も引かない豪傑です。乙女の皆、九条先輩に【慕】でどーんと甘えましょう！
　戦闘は射程の長い攻撃技で活躍。主人公＋紫上での相陣連技もあるので使い勝手がいいです。龍痺を鍛えて吹き飛ばし効果をあげると、とある戦闘で役立ちます。

･････とにかく気になるキャラ。
女の子オチじゃないかと、キャラ絵の胸の部分を真剣に見つめたほどキュートな彼。【慕】ボタンの反応はいまいち。使える場面もあるけど、様子見ながら押しましょう。ネタばれするので控えますが、OPムービーでの扱いでわかるようにストーリーの鍵を握る重要キャラです。サモンナイト3でいうイスラの位置。ED後が気になります。

･････いい人だけど乙女の萌えとは･･･。
萌えないのであんまり使ってないです。でも、若林くん＋主人公で相陣連技があるので、主人公と若林君を仲良くさせたいならこの人を戦闘に入れて損はないです。瞬発力の低さがネックなので、装備品であげときましょう。【慕】は････押したことないからわかんないや。

･････人気予想キャラその２。月詠学院の絶対零度の王子様。
やっぱり緑川ボイスの威力は絶大。若林君の強力ライバル（何のだ）ですね。最後のほうにある彼のイベントはもう、もう･･･っ、可愛すぎ！！RESは【冷】や【無】が有効。初めは溢れる愛を抑えましょう。↑のイベント後は【友】や【慕】も受け付けてくれますが、【慕】への反応は････そんなでも。ED後が彼との愛をはぐくむ第一歩って感じです。EDセリフはぐっと来るよ。悩殺。
　戦闘での使い勝手は抜群。ステータスUP技かけて敵陣突っ込んで、広範囲攻撃でドカン。さらに魂神で味方の瞬発力を上げることまで！ラスボスとは相生の五行なので、彼の活躍であっという間に決着がつくことも。主人公との相陣連技が4人発動ものしかないのが唯一の欠点。

･････関西弁キャラ、ここに参上！行くで行くで〜！
典型的な関西弁キャラ。ノリにはノリでおかえしよ！というわけで【友】や【楽】で返すことが多かったです。多分【慕】もいけるんじゃないかと･･･。小野坂昌也さんの演技はさすが。うーん････「ワイら、マブダチやで！」という感じで、私としてはそっち方面への妄想があまり働きません。でもいい奴。人気出るんじゃないかな。
　戦闘では槍という武器を生かして活躍してくれます。装備で攻撃力上げれば言うことなし。ただ、魂神の自動発動は味方も巻き込むので注意。ちかくに飛河くんとか京羅樹がいたら、芋蔓式自滅もしかねません。HP残量は30%を切らないようにしましょう。

･････通称ラギー。クール（かっこいい）な方。
背負っているものがぐっときます。でも、触れ合う機会があまりなく、もっと彼と仲良くなりたかったのにー！と、残念でならないところ。あのイベントCGでは、なぜか制服のアンダーを脱いでいるんですが･･･なんでだ？フツー上着を脱ぐだろう･･･。EDでは、ええっ、そうなの？自分でもそんなの知らんかったよ！と吃驚仰天。
　攻撃力が高く、通常攻撃に吹き飛ばし効果もあるので使えるキャラ。ただし、相克属性攻撃で自動発動する魂神は、味方も巻き込むので注意。しかし、それを利用して敵陣に突っ込ませれば、魂神一撃で半分ほど消し飛んだりします。

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