| 2004年07月15日(木) |
お散歩で学んだこと。 |
自宅近所の商店街でお買い物がてらお散歩していたところ、まだ幼稚園にも行かないだろう男の子を自転車に乗せた若いお母さんが目の前を通りました。 そのお母さんをお友達らしい人が呼び止めて、二人の会話が始まりました。 「どこ行くーん」 「ケータイ買いに行くねん」 「もう機種変するん?」 「ちゃうねーん!このガキがアンテナ折りくさってやー」 そう言ってお母さんは男の子の頭をパシっ。 それでもにこにこ笑っている男の子。 たぶん軽く頭をはたかれることぐらいは日常茶飯事なのでしょう。 ここは関西、しかも下町。漫才のようなツッコミを天下の往来で見せてくれるのはこの親子に限ったことではありませんし、もちろんそれは承知の上です。 それは言葉遣いもそうなんです。だから気にしなくてもいいって、なんて自分に言い聞かせようとしましたが… 自分の子供をつかまえて「このガキが」、しかも本人の目の前で。 「折り『くさって』」っていう言い回しも、てんちょうなら普段あたりまえには絶対に使わないものです。 それが日常会話として普通に使われている…もちろん悪気はないし、それは言う側も言われる側もわかってるんだけど… だけどちょっと、悲しくなりました。 この男の子も大きくなったら同じ言葉遣いで人に接するはずです。男のだからいいやん、って思ってしまっていいもんなんでしょうか… 大きなお世話よね、なんて自分にツッコミをいれながら、でもなんだか心配せずにいられないてんちょうです…
てんちょうは日本語に、そして関西弁に人一倍誇りを持っています。 『ガラが悪い』とされる言葉遣いにも、使いようによってはものすごく味があって奥深い趣があります。 言葉は凶器にさえなることもあるし、気をつけて使わなければいけないものだといつも思っていますが、今回は言葉によって自分が辱められることもあるのだと知りました。
美しい言葉を美しく使える「言葉美人」。また目指すものが増えました…(汗)。
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