ビー玉日記
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2001年07月20日(金)  夏が来た!

昨日の朝、蝉の声を聞いた。

午後は、雨の匂いがした。
濡れたアスファルトの匂い。
草や土が雨に濡れた匂いとは違うけれど、これもまたコドモの頃から馴染みの、夏の匂い。


今年初めての花火を見た。
お腹に響く音。
一瞬限りの光の芸術。

伸びる伸びる。頑張れ!
思わず応援してみたりする、一際高く伸びあがる花火。

一番好きなのは、白くてまぶしい、大輪のシンプルなもの。
ドン、と一拍遅れて音がして、サーッと柳のように枝垂れる。
それが幾重にも重なるのが一番豪華。

ぱっと開いた後で、星のように瞬きながら宙を舞い落ちるタイプも好き。

高く上る火の玉に向かっておじさんたちが「いけーっ」とか「よし、もっといける」とか力をこめるのは、競馬や競艇。
最近よくあるもののカタチを作り出す花火が出てくると、小さな子が「めがね」、とか「ハートだ!」とか当てるのは、なぞなぞ遊び。
いろんな要素があって、花火って楽しい。

それから、全然知らない人でもその場に居合わせるだけで同じ気持ちになって拍手したり、場所を譲り合ったりするのも、なんかいいなあって思う。


三ツ矢サイダー、クラシックテイストを飲む。
ラムネの味だった。
サイダーがナゼ夏のものかというと、両親の実家は遠くて夏休みにしか行った事がないのだけど、行くと必ずおばあちゃんがサイダーを出してくれた。
しかも、三ツ矢サイダーの栓抜きを使って開け、三ツ矢サイダーのグラスに入れてくれる、という徹底ぶり。
コドモの頃母が虫歯を気にしてあまりジュース(特に炭酸系)を飲ませてくれなかったので、私にはあのサイダーが楽しみで仕方がなかった。
だから私にとってサイダーは夏の飲み物です。


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