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無理強いはよせ...FDN

 

 

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目的地到着 - 2003年08月02日(土)

朝4時45分に電話が鳴り、オペレーターのお姉さんにおはようございますと言われる。もう朝かよ、と言う感じで起き上がるものの、緯度が高いとは言え夏時間を採用しているカザフの朝は、5時前はまだ真っ暗である。

朝7時半のフライトと言うことで、私とKさんは朝5時半にフロントで待ち合わせと言うことにした。朝飯を部屋で取って、フロントに行くと眠そうなKさんが既に待っていた。すぐに寝てしまった私と異なり、Kさんは本を読んでいて寝たのが3時だったらしい。殆ど寝ていない。

昨日と同じアティラウ国際空港に向って、チェックイン。ここから我々を運んでくれる機材はYAK(ヤコブレフ)42と言う、ソ連製の飛行機である。考えてみるとエアバス・ボーイング以外で私が乗ったことあるのは、国産プロペラ機YSくらいで、このソ連製飛行機は西側にどっぷり浸かって生きて来た日本人の私には初めての世界である。何しろ、飛行機の尻からタラップが降りてきて、尻から乗り込むと言うのがまず珍しい。軍用輸送機のようだ。機内はやはりボロく、椅子が前に倒れているものなどもある。座るときは元に戻すのだろう。

ヤコブレフ42は、そんなに助走がいるのかよ、と言うくらい滑走路の上を走った後、アルマティ国際空港を飛び立った。ここからアティラウまでは所要時間3時間半くらい。国内線だが、アルマティとアティラウの時差は2時間ある。旧ソ連でロシアに次いで広大な面積を持っているのはカザフスタンである。ヤコブレフは飛び立ったちょっと後、気流が悪いにしても揺れ過ぎだろと言う、客が若干引くくらいにアップダウンを繰り返した後、安定飛行に入った。昨晩殆ど寝ていないKさんはとっくに眠りについており、私も眠くなってきて眠ってしまった。

という訳で、道中殆ど寝続けた我々は、無事にアティラウに到着。アティラウは国際空港だが、規模は当然アルマティより更に小さい。ターミナルは地方駅のようである。カザフスタン国内にはターンテーブルと言うベルトコンベアのような荷物吐き出し施設があるのはアルマティだけで、ここアティラウや他の都市の空港は、トラックが持ってきた荷物の山積みの中から自分で荷物を探し出して持っていくことになる。原始的だが、実際はこっちの方が早く荷物を取れる。

我々二人に対しては既に迎えが来ており、まずは投宿先のホテルに向かい、チェックイン。チェックイン後は荷物を置いて若干ゆっくりした後、早速オフィスに向う。オフィスはホテルから10分くらいのところにある、客の敷地内だ。客と言うのはカザフ国営石油・ガス会社の経営するアティラウ製油所である。昨日入国の際、税関のおばちゃんにアティラウに行くといったところ「オイル、オイル」と言われたように、ここアティラウは勃興する石油大国カザフを象徴する、石油の街として有名なところである。

事務所に入ると、既に赴任を開始している懐かしい(といっても数ヶ月単位だが)人々と挨拶を交わす。まだスタッフの数はそれ程多くないので、だだっ広い一室に通されて、空いている机をあてがわれる。ここが私の今回の出張における職場になるわけである。一通り挨拶を済ませて、今回の出張の主目的である下請けとなるトルコ人業者にも挨拶をする。今日は土曜だからミーティングも短めにしようと言うことになった。

業者の担当者は2時にならないと来ないと言う(現場のどこかにいるらしい)。その時点ではまだ11時だったので、インターネットの設定をして、その後ミーティングの準備をする。昼食はホテルで出す(何と3食出る)ので、一旦みんなでホテルに戻って、また事務所に戻る。車で10分くらいのレストランに行くような感覚だろうか。

2時になってミーティングを開始するが、軽いミーティングと思っていたのに2時間くらいやってしまい、詳細は来週月曜にやろうと言うことになった。しかし彼らはやる気満々で「明日(日曜)でも大丈夫だし、24時間受け付けますよ」等と言ってくる。勘弁しろ。それに、このミーティングで私も改めて進行方法を練り直さねばならなくなった。やはり準備が若干足りなかったと言うか、現状が良く分かっていなかった。日曜は月曜以降のための準備のやり直しである。

ミーティングを終えて報告などを書く。今回はミーティングにボイスレコーダーを使用したので、それを聞きながら報告をまとめるが、何か私の喋りが入っていて、相手の言っていることが良く分からない。もっと相手側に置くべきだった。失敗した。

夕方、今日は土曜だからと言うのでみんな引き揚げることにして、ホテルに戻った。私はKさんと近くのバザールへ行き、市を冷やかした後でビールと水を買った。ビールは500mlのもの3本で、水は1.5�函�これで合計360テンゲだから、日本円で300円くらいか。安い。
ホテルに戻って中庭でビールかっ食らって、飯食って部屋に戻ったらそのまま眠ってしまった。みんなはホテルのバーに行ったらしいが、行きそびれた。しまった。


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