蹴文修記

2006年08月30日(水) ジェフユナイテッド千葉×川崎フロンターレ

8月30日、J1リーグ第21節、千葉×川崎@フクアリ
9月3日、ナビスコ準決勝第一戦、川崎×千葉@等々力
9月20日、ナビスコ準決勝第二戦、千葉×川崎@フクアリ

はっきり言って、20日やそこらで千葉と3回も試合を
していたら、つぶれてしまいますわ、うちの選手たち。
でも、それは千葉にも同じことが言えるわけですが。。。

今日の川崎の選手たちはよく走りました。
千葉相手には、よく走って応対するとサッカーがますます
面白くなります。勝つことだけを考えれば、ガンバとか
鹿島とか横浜?のリアクション的な対応がいいと思うけれど、
そんなサッカーはまだ川崎には無理です。痛い目に合います。

90分間、選手が目まぐるしく動き回り、ボールがピッチを
縦横無尽に動かされる。人もボールも動くサッカーの応酬。
ジュニーニョが出場停止だったけれど、千葉も勇人がいない。
ひいき目なしに戦力分析すると、本当に五分五分。

私的MOMは中村憲剛。キレキレだった。
得点にはつながらなかったけれど、後半、怒涛の勢いで
センターサークル付近からペナルティエリアまで一直線に
ドリブルで進んでいく姿には感動しましたよ。
あの時間帯にあのスピードで突進していくボランチ。
いや、僕の好きなセンターハーフ。得点シーンも見事だった
けれど、一番ワクワクした場面だった。

相手の羽生もいつもの通り、よく動いていた。
対峙すると本当に嫌な選手になってきたよね。
失点場面も、一瞬の動きでしてやられてしまった、完璧。
阿部と巻の調子がイマイチだったのが川崎の救い。
特に、巻が敵ながら心配(いちおう日本代表なのでね)。
でもしばらくは寝ててくれていいよ(笑)

勝敗を分けたのはほんの少しの運。
巻の決定的なシュートはほんの少し枠を外れ、
オフサイドぎりぎりの谷口の飛び出しが決勝点につながる。
どっちに転んでもおかしくない試合だったね。

試合終了のホイッスルが吹かれた直後、
両チームの選手が揃ってピッチに倒れこんだのが印象的だった。
死力を尽くした好試合でした。


 < 過去  INDEX  未来 >


しゅう [HOMEPAGE]

My追加