ドビュッシーで朝
DiaryINDEX|past|will
去年の3/31に沖縄に行った。と書いていたね。 あれからしばらくの時がたった。 日記があいてしまったのにはちゃんとしたわけがる。
沖縄をめちゃめちゃ楽しんだまではよかったんだが、 海で波にさらわれてね、知らない島にたどりついた。 浜辺で目を覚ました私は第一島人に発見された。 「…洋子が戻ってきた!!! 山田のじいさんのところの洋子が!」 と、日本の忘れ島についてまもなく、山田のじいさんのところの洋子と間違われ、 私は、山田のじいさんのところへ連れていかれた。 じいさんは最初は怒った顔をしてこっちを向きもしなかった。 しかし、その顔は私をちらりと見るなりくしゃくしゃになった。 「洋子…ウウ…洋子…」 第一島人(隣の木村)の話を聞くところによると、洋子は14才のころ、 島にやってきた都会人で、ミドリカワと名乗る男と駆け落ちして、 島から出ていってしまったらしい。 そして、5年たって洋子が戻ってきた、という話であった。
私は洋子としての10ヶ月を島で暮らし、不治の病におかされていたじいさんを 看取り、それをきっかけにして、自分が洋子ではなく、全く別の人間である ということを島人に話して、こうして新年早々家に帰ってきたというわけ ではないけど、 また書くことにしたよ。
3536

|