へそおもい

2020年02月20日(木) うんこを探す旅

リアルな夢を見た。

どこか知らない町に
遊びに行っている。

坂道の多い町。
坂の中腹あたりで
集まりがあって
その途中で
わたしはトイレに立った。

トイレは屋外にあって
扉は布切れ一枚で仕切られている。

落ち着かないと思いながらも
わたしは大便をした。

用を足している途中で
友だち親子が
隣のトイレに来た。

布の隙間から丸見えなので
急いで布を引っ張る。

なんとか用を足し終え
トイレを流した途端

バンッと音がして
トイレが爆発した。

え?
この町のトイレはこういうもの?
と思ったが
隣のトイレにいた友だちが

これはおかしい
大変だ!
とあわてている。

わたしのうんこと紙が一緒になって
ポンっと空中に舞い
坂道の下に転がり滑ってゆく。

周りにいた人たちが
あわててわたしのうんこたちを
追いかける。

この町は清潔だから
汚してはいけない感じなのだ。

2人ぐらいの通行人が
追いかけてゆくので
私もその後を追いかけた。

しかし
私のうんこたちは
坂道を下って2つ目の交差点を過ぎたあたりで
どこかに消えてしまった。

責任を感じて
うんこを探す旅が始まる。

建物のひしめき合う
石畳の狭い道を歩く。

昔ながらの民家の庭先に
きれいな文字が書かれた習字紙が
干してあったり
そうと思えば現代的なコンビニがあったり。

わたしのうんこはどこに
逃げていったのだろうか。

ゴミ集め屋さんの女の子に出会う。

うんこは落ちてこなかったか
聞いたところ
そういえば
あったかもしれないという。

彼女についていくと
坂道の1番下まで降りて
そこを横切る川を泳ぎはじめる。
この町では川が道なのだ。

わたしも彼女に習って
川に飛び込む。

川は汚くて
カニの死体がいっぱい浮いてて
すごく嫌だった。
みないふりをした。

川をすこし泳いで
橋の下にある建物に入る。
入り口は狭く入るとすぐ階段。

この中に拾ったゴミたちが
置いてあるらしい。

階段を登ると
ゴミ守りのおじさんがいた。

そこは
なにかほっとする空間で
やっと安心できる場所に来たと思った。

そこで
目が覚めた。

わたしのうんこたち
どこへいったのだろうか。


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はたさとみ [MAIL]

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