わたしは、関西に暮らした18年間、 ソラネコというバンドをしていました。 すごくいいバンドだったと思います。
3年前に、わたしが島に移住し、 大きな出会いがあったことがきっかけで、 今、ソラネコは活動していません。
ソラネコと、ソラネコからはじまった沢山のつながりは、 私の20代からの18年間を支える、とても大きなものだったので、 その質が変化したり、なくなってしまうことは、 私にとって、実はとても悲しくやるせないものでありました。
でも、自分がきっかけを作った結果であるし、 ソラネコというバンドは、もう、 そういう時期だったのかもしれない、という思いもあり、 何かを決めることもできず。 そっとおいたまま、新しい暮らしに、新しい活動に、 エネルギーを注ごうとしてきました。
しかし、ふとした時に、 亡霊のようなものが私の暮らしの中に忍びこんでくるのです。 それは、言葉で簡単に説明できるものではなく、 心の奥深いところでの、矛盾した気持ちや葛藤、混沌の渦。 自分を小さくかたく縛りつけるようなものでした。
この冬、一緒に暮らしていた猫の楽太郎が亡くなりました。 心の中でいろんなことが起こりました。 10代からつけていた日記や、思い出の手紙、写真など、 ほとんど捨てました。
私が、新しい場所に踏み出すためには、 ちゃんと向き合って弔うことが必要だと、 気がつきました。
自分の心の内から外、向き合って、 とことん味わって、しっかり弔いをして、 私は、また、次の新しいステージで、 私だけの人生を創っていきたいです。
つながってくれているみなさま、 ほんとうにごめんなさい。 どうもありがとう。
この事を、こういう風に 言葉にするのが、こわかったです
わたしは、うたうことが好き、 創ることが好き、あそぶことが好きです。
マイペースに一歩ずつですが 自分に正直に耳をすまして すすみゆこうと思っています。
これからも どうぞよろしくお願いします。
あおきさとみ 2017年12月18日
読んで(立ちあって)くださって ありがとうございます。。。
追伸 押入れには、 ソラネコの在庫CDやLPがまだたくさん残っていました。 いいうたがいっぱい入っています。 その当時のソラネコたちが心をこめて創ったもの。 買ってくださる方がいらっしゃったらうれしいです。 ご興味のある方ご連絡ください。
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