へそおもい

2017年11月17日(金) みえぬものも世界

久しぶりに闇に翻弄される。

月曜の仕事の後から
自分が身体から抜け出して
いなくなる感覚になった。
ときどきあるのだ。

昼は
疲れやすく
心が感じにくく
世界が水槽の向こうのような感覚。

夜は悪夢を見て
何度も起きる。

悪夢度合いが
日に日に激しくなる。

昨夜は
寝る前に
自動運動をした。

すこし
自分の身体を
取り戻せる気がするのだ。

そして
やはり
夜中に悪夢で目がさめる。

自分がいない!
いない!
と嘆く。

戻ってこい!
と念じると
身体から抜け出したわたしは
怖がっているような
感じがする。

鳥肌が立つ。

首からでている糸で
かろうじてつながっている
自分を
糸をたぐり寄せて
戻してゆく。

大丈夫だよ
こわくないよ
と声をかける。

時間をかけて
ふわふわした自分が
身体に戻って来た。

ひさしぶりに
落ち着く。

安心して
一眠りしたら

右足の皮膚の下にいた
サンマくらいのおおきさの
気持ちのわるいヒルみたいな生き物を
皮膚から取り出す夢を見た。

2匹取り出したら
ホッとした。

もう大丈夫だと思った。

夢に出て来た
一身如神社という名前の神社と
そこに置いてある不思議なかわいい絵が
守ってくれたような気がする。

今朝は
落ち着いて
わたしが身体にいる。
なんとなく身体はミシミシするが
しっかりしている。

世界は
見えるものだけで
成り立ってはいないと思う。

特に
人の心に触れる時には
みえないもののある世界を
意識しないと
翻弄される。

この数日に感じたことを
あの人も感じているのかもしれないな
と想像を巡らせる。

みえぬものの世界を
思い出させてもらえた。


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はたさとみ [MAIL]

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