2月の半ばに ポリープたちを とったあと その傷を修復するために
ホルモンの薬を 2週間のんだ。
その間 学生時代にもどったように カラダが軽くなって まいにちがわくわくで それなりに いろいろあるけれど
基本的には なにがあっても大丈夫な 根拠のない安心感があった。
もともとの 自分に もどったような 感じだった。
頭痛もないし カラダはすっきりと 軽くて 自分が 感じることを 冷静に みつめることが できるようだった。
自分の生きる世界が シンプルに
むかいたい方向や とりくむべき部分を それなりに クリアにみることが できる感じがした。
それが 薬のせいだったと 薬をやめたとたんに わかった。
ホルモンのバランスで これだけ かわるのか。
20代の半ばから しんどいながらも これがわたしの ふつうだとおもって つきあっていた
このカラダの状態は
もしかしたら もっと 楽になるのかもしれないと おもった。
*
カラダの絵をかいてみる。
実際の 肉体のカラダの輪郭。
そして 感じていること
頭痛
頭の中が 黒いモヤがかかっている感じ
黒いモヤにまつわる いろいろな 考えや記憶
そこからでてくる 感情。
頭の うしろから おりてくる 緊張感。
肩こり 首こり
足先が とてもつめたい
目のみえにくさ
胸の中の きゅうっとする感覚
そして 胸からお腹 もうひとつ ちいさなカラダの 輪郭がある。
お腹の方の 輪郭は
おおきなカラダの中に とじこめられていて 「自由になりたい!」と もがいている。
薬をのんでいた間 こいつが 自由だったような 気がする。
その小さな輪郭は あたたかい熱を もっている。
とっても あたたかい。
小さな輪郭の 声を 吹き出しに かいてみる。
やりたいことが たくさんある いいたいことが たくさんある
ほんとうは わたしは こちらで いきていきたいのに
おなかの 小さなほうの輪郭が
声をきいてもらえて 安心して 涙がでるような 感じになる。
なんで なんで おおきなカラダに のっとられて しまっているのかと やるせない おもいがある。
この カラダの なかの
おなかの人の つるんとした まんま
いきていきたい。
おなかの人の いっている 言葉を
かきなぐっているうちに だんだんと わくわくとした きもちになったので
沖縄でかってきた ずっしり重い天然酵母のパンで 野菜いっぱいのオープンサンドを つくる。
シナモンの紅茶をいれる。
おいしい。
カラダが じゃま。
だけど カラダは 必要。
この カラダと どうやって つきあってゆけば よいのか。
いまが むきあう とき。
ああ からっぽに なりたい!
*ライブのお知らせ*
‐4月21日(日) 大阪 ムジカジャポニカ(ソラネコ)
‐4月28か29日 千葉・房総半島の千倉 アートフリーマーケット(ソラネコ)
‐5月31日(金) 京都 まほろば(「からっぽ」←水晶ちゃんとはたさとみのユニット)
※詳細はまたお知らせしますね
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