| 2011年01月31日(月) |
なみなみのガラスのまど |

きょうは月に一回の 奈良の日。
ぴかぴかに晴れた空に 木々が手をいっぱいにのばして おしゃべりしていた。
パリンと割れそうなほど 空気が冷え込んでいて
わたしの身体も うすっぺらくなって その空気の間を そっと歩いた。
帰り道 暖をとるために入ったカフェで 文字をかこうとしたら
ペンをもつ手の影が 紙にうつって
それが 何重にも重なった影で とてもきれい。

ふっと光のさす窓をみると 窓がなみなみだった。

こんな窓のある おうちにすみたいと おもった。
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