仕事からかえったら マンションの 玄関の扉があけはなしてある。
ただいまーと 帰っても 返事がなくて
風呂場から ガサゴソガサゴソと 謎の音がきこえる。
わたしも 10代前半のころは 女刑事あるいは名探偵を 志した身である
息をころして 腹をくくって 風呂場をのぞく。
すると!
相棒がすっぱだかで 電気コードやら スーパーのレジ袋やら 洗面器やらをつかって なにやら ごそごそやっているではないか。
そんな すっぱだかで なにやってるの?
相棒は わたしの方には 見向きもせず 必死の形相で
風呂で クラシック聴こうおもって…
レジ袋にスピーカをいれて 上に洗面器をのせて どうやら システムは完成したらしく
いきなりジャーン! 高揚したようなクラシックが 鳴りだす。
じゃあ ふろはいるわ。
と 扉をしめられた。
わたしも クラシックの鳴る 風呂場体験をしたくなったので
わたしにも あとで はいらせてねー。
そう声かけてまつ。
まっていたら ほどなく 相棒があがってきた。
クラシックやけど 強烈なやつになっとるから ぜんぜんリラックスでけへんよ 換気扇消したら ええ感じできこえるわ
とのこと。
さて クラシック風呂 体験してまいります。
最近の相棒は クラシック好きに なりつつあるようだ。
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