久しぶりに実家（嫁に行ってませんけどね）に行きました。
大切な話があるからです。
ところが、前もって約束しておいたのにも関わらず、
父はすでに酔っ払った状態で帰ってきました。
たぶん、今日何を言っても、覚えていないでしょう。ぐしぐし。
そういえば、体育の日にも約束していたのに、
次の週だと勝手に勘違いしてました。
春の従妹の結婚式の待ち合わせ時間も、
弟に正しく伝言できませんでした。
同窓会や仕事など他人様との約束に関しては、
迷惑かけてないようなのですが、
ちょっと心配になってしまいました。
自分の性格が不本意ながら父そっくりなので、
できるだけ大目に見ようとは思うし、
父が覚えていたい記憶じゃないことも察してるんですが、
心配しつつもちょっと腹が立ちました。
今日は怒るぞ！と思ったんですが、弟が先に激怒してしまったので、
特に怒る必要もなくなってしまいました。
２対１じゃ、さすがに可哀相ですからね。。。。。
可哀相なんて思われてると知ったら、
また傷ついちゃうし。。。。。。
そういえば、進路の選択なんかでも、
母には相談しても父には相談したことありません。
母が亡くなってからは何もかも事後承諾です。
これも父を傷つけていたらしいということはわかってるんですが、
そんなことしていたら、選ぶ前に人生が終わってしまいますし、
なんか人生に楽しいことが見つけられなくなりそうです。
（すごい悲観論者なんだもんね）
どうやって自分の人生を選択し、
どれほど仕事を頑張ってきたんだろうかと父のことを考え始めたら、
柄にもなく切ない気分になってきてしまいました。
きっとこの発想も父を傷つけるんでしょうねえ。
ちょっと悲しい夜でした。

京極夏彦「どすこい（安）」読了。
最初と最後から二番目が面白かったです。
最後のウロボロスの基礎代謝に、
大好きな貫井徳郎さんの名前が出てきたのが、
嬉しかったです。
貫井さんのファンは最後をちょっと読んでみましょう。なんちゃって。