晴れたり 曇ったり
めぐみ



 はけ口

日記が止まってしまった。
暗い話はしたくないから。
辛い話もしたくないから。
泣きたくなることだって書きたくないんだ。
こうして形になんて残したくないのさ。
でも、嫌なことって重なるもんなんだなぁ。
気付けば泣いてたよ。
叫んでたよ。
ぐずぐずに壊れてたよ。
「なんで私ばっかり?」と思ったね。
人は1人では生きられない。
人とかかわってゆかねばならないんだ。
うんざりする。でもどうしようもない。

。。。

弟が東京に戻ると言った。
最寄りの駅まで送っていった。
駅で1人ぼーーーっとする。
電話が鳴った。弟だった。
「最終電車行っちゃったーーー!今どこ?」
「まだ駅」
そして再び弟が車に戻る。
送って行く事にした。時間は夜の11時。
夜中のドライブ。
車内では永遠と私のココロを聞いてもらった。
弟は運転しながら私に付き合ってくれた。
吐いたらだいぶ楽になった。
やっぱり人が必要なんだ。
問題が起きるのも周りに人がいるからだけど
やっぱり人が必要なんだ。

祖父は愚痴を祖母に
祖母は愚痴を母に
母は愚痴を私に
私は愚痴を弟に
弟はどこで吐き出すのだろう?
弟よ、どうもありがとう☆

別れ際、、、
「気を付けて帰れよ」
「泣いてもいいけど目にはワイパーついてないからな」
そして弟は微笑んで部屋に戻った。

車は走り出す。
フロントガラスは雨でぬれていた。
2時帰宅。



2001年09月19日(水)
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