晴れたり 曇ったり
めぐみ



 知りたい。でも知りたくない。

友達はわたしだったら

「聞かない!」
「聞きたくない!」

そんな事実を知りたいとわたしに言ってきた。
わたしには結果が彼女にとって良いことではないのを知っていた。
だから、「聞いてあげるよ」と言ったものの質問メールできなかったのだ。

わたしも彼女と同じく質問を投げかけたい人が居た。
だから彼女は「知りたくないの?」と聞いてきた。
知りたい気持ちもあるにはある。でも聞けないでいた。

「知ったところでどうなるの?」
「何も変わらないよ」
「今のままでいいよ」と答えた。強がった。

彼女は「大人だね」とわたしに言った。

この関係が一番だ!と思い込みたかったわたしは
「大人」ではないことを分かっていた。
ただ、ショックを受けるのが怖かっただけなんだ。
真実なんて知りたくなかっただけなんだ。
聞く勇気のない弱虫なだけなんだ。
自分が大切なだけなんだ。傷つきたくないと・・・

そんな会話を交わした翌日の今日、
聞きもしないのに、知るはめになった。
メールが届いたんだ。
いつもの様に読み進める→→→


知らぬ間に泣いていた。。。
やっぱり知りたくなかった。。。
相手の全てを知る必要なんてないと思った。




2001年08月22日(水)
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