晴れたり 曇ったり
めぐみ



 炎天下の作業

「めぐみちゃん、悪いんだけど」
(悪いと思うこころがあるなら頼まないでください)
「なんでしょう?」
(いや〜な予感。。。)
「掃除に行ってくれるかなぁ???」
(どこの?)

次の瞬間わたしは軽トラに乗せられておりました。


ブゥゥゥゥン。。。


クーラーの効きの悪いトラックはよっこらしょと
坂をじゃんじゃん登り、着いたところはとうもろこし畑の広がる田舎。

「早速だが」
(えーーーーーもう?)
「床拭き開始!」










雑巾真っ黒。

「終わりましたぁ」

「2度拭き開始!!」
(げっ!勘弁してよぉ)

ふくふくふくふく。
じゃぶじゃぶじゃぶ
汗だらだらだら。。

「よし!」
「プラム持って帰っていいぞ」
『どこにあるんですかぁ?』
「あそこの木だ!」
(と言われましても。。。)
(めぐの様なチビッコがどうやって???)
「そこの棒でつっつけばいい!」

木の下へ。。。
バシバシバシ
コロコロコロ
隣の畑に転がって行ってしまいます。

『うぅ暑い。。。』
『とっとと袋一杯にして帰ろう』

が、なかなかたまりません。
簡単に落ちるようなやつは熟しすぎやら虫喰いだからです。
上にばっかり夢中になってると
下に転がる腐ったプラムたちの攻撃を受けます。
本日はサンダルでございました。

『うぅ、冷たい感触。。。コレ何?』

足は果汁でべっとりです。
もぉいや〜ん。。。
まぁ、苦労したかいはございまして
美味しいと食べて頂けました。

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2001年07月08日(日)
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