in a sleepless night...
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2003年11月12日(水)
『きみにしか聞こえない CALLING YOU』 乙 一さん
※内容に触れてますので、これから読む方ご注意を。 そして無駄に長いので読む方はあらかじめ覚悟の上で。
キョウさんにお薦めして頂いて、あたしの「乙一さん、初めての本」(なんてネーミングセンスがないのでしょう)は、『きみにしか聞こえない CALLING YOU』に決定したわけです。
日文なので(建前)本を読むのは好きです。 でも、かなりの勢いで世界に入りこんでしまうので、読んだ後はどっと疲れます。(良く言えば、感受性豊。 悪く言えば、感情移入しすぎ。>あたしは後者に当てはまります) きっとあたしだけでしょう。 そんなのは。 そんな前置きをしつつ、『君にしか〜』も ぐっ と込み上げてくるものがありました。 講義の目を盗みつつ、読んだりしてたのですが、後ろに居た、乙一さん好き(?)な人に、切ないね〜 とジェスチャー送ったほどです。
『Calling You』 これを講義中に読んでいたんです。 携帯電話を持ってない女子高生のお話。 持ってないからこそ、携帯を持ってるって言うイメージをリアルに創り上げることができたんだろうね。 その妄想リアル携帯で出会った2人。(正確には3人?) 単純なあたしの思考では、もう、普通に2人は嬉々として逢えるもんだとばっかり思ってて、そしたら一転しちゃったんですよ! リョウにもシンヤにも衝撃がきたけど、あたしにも違った衝撃が走りました。 その後、繋がったままの電話でリョウがシンヤに来ないでって言うのに、シンヤは「君を助けにいくよ」って。 最後はありがちと言えばありがちなんだろうけど、そんなひねくれて読むことはないと思う。 純粋に、どうしようもないやるせない気持ちと、切ない想いでいっぱいになった。
『傷−KIZ/KIDS−』 暴力を振るう父と、蒸発した母を持つオレと、父親を刺し、そして息子も刺し刑務所にいる母を持つアサト。 小学校の特別教室に通う2人。 アサトの不思議な力。 人の(肉体的な)傷や痛みを吸い取って自分に移すことができる力。 もちろん、移したら自分が痛い。 その傷を隠す為にいつでも長袖にズボン。 じゃぁ、その痛み更に誰かに移してしまえばいいってことで病院で寝たきりで死を待つオレの父の体に移すことに。 移す前は痛がってるアサトだけど、移した後は普段どおり。 ある日知り合った女性。 口元にひどい火傷をおっていて、いつもマスクをかけている。 彼女は3日だけ火傷を預って、3日たったら来るから、と言ってそのまま姿を消してしまった。 アサトは変わりに火傷を隠し、周りに非難される。 母親のこと・女性のこと・・・ 「なぜこんなに生きるってことは苦しいの?」 全ての人の痛みを移すことで自殺をしようとするアサト。 それを止めるオレ。 「はんぶんずつ。二で割ってはんぶんこ。」 純粋で無垢で全てを助けたいと思う救世主みたいなアサトのような人は、この世界にいるだろうか? そうありたいと願うのは簡単で、叶うのは難しい。 全てを背負って二人で割って。 そんな存在が見つかればいいと想う。
『華歌』 私が掴まれた腕を振り切って逃げるその瞬間に、視界が真っ白になった。(別にあたしがトリップしたとかいうわけではありません) あぁ、この人は空に跳ぶ・・・! と先を読めばわかるようなことを考えたら一瞬真っ白になりました。 そして、一番思ったこと。 ・・・騙された。 騙された・・・のはあたしだけですか? だって始めに少年少女が云々とか言ってたしーー!!
感想てか、要約・・・ だよね、これ(;´Д`) えと・・・ えっと・・・ これからも乙一さんを読みます。読んでいこうと思います。 お薦めしてくれたキョウさんに、有難うございました。 こんな感想しか出せないですが、とても面白かったです。 22:41
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