空色の明日
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2020年02月10日(月) 誕生日

今年の誕生日は休日でしたが
たくさんの人たちがメッセージをくださったり
古い友達と古い先輩がご飯に誘ってくれて
美味しいご飯をご馳走になりました。

こんな歳になってもちゃんと覚えててくれて
ちゃんと祝ってもらえるってありがたいです。
とくに病気とかいろいろあってからというもの
「あぁ、また1年ちゃんと暮らせたな」と
ありがたい気持ちになります。


去年階段から落ちた鉄の男が
やっぱりずっと肩が痛くて治らないので
手術することになり入院しました。

手術自体はそんなに大袈裟なものではないですが
術後にずっと固定しなければいけないので
3週間の入院予定です。

さっそく家に帰って一人でご飯を食べるのが
もうすでに寂しくて全然食欲がわきません。

普段「今日は晩御飯いらないから」と言われて
一人で食べるときに「楽ちんだな」と気楽に思うのは
今日も帰ってくるという前提がある安心なんだなと
今更ながら強く思います。
3週間くらいでこんなことなのに
あぁ、私はこの人がいつか死んだら
どうやって暮らしていくのだろうと思います。
こんな時子供とかがいればもうちょっと分散されたのかしら?
いや、同じ悲しみや心配が倍増するのでそれはきっと
プラスでもマイナスでもないな。

食欲はわかないけれど、好きなことは料理をすることなので
一人なのに作り置きをしてしまいました。
なるべく温かく食べられるスープのようなもの。
心が寂しいと体の中がものすごくひんやりする。
一人暮らししたときに味わったあの感じが再び。
なるべくたくさん美味しいもの作って
朝昼晩ちゃんと食べないと。

今月は自分の誕生日だけじゃなく
旦那さんも親友もその他好きな人たちの大勢が誕生日。
1年で一番短い月なのに。
なんか不思議。
みんなちゃんと今年も生きててくれて
「おめでとう」言えて嬉しい。

あ、誕生日って「おめでとう」って言われる側だけじゃなく
言う側も嬉しいものなんだね。


安藤みかげ