空色の明日
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京都のとある料理屋さんの予約の電話をしました。 ここはカウンターしかない小さな小さな和食のお店なんですが このところテレビに出たりしてものすごい人気で予約が1月先までとれません。 私が今日予約しても一番早い日で5月末と言われました。
それはいいとして、そんなお店の電話の応対はどんなだろうと少し 気になっていましたら、奥さんらしき方が出られました。 予約の日を伝えて、こちらの電話番号を言いました。 するとその後の確認でその奥さんは 「○月○日○時、2名さまで大阪よりお越しですね。」とおっしゃいました。 市外局番から大阪とわかったのでしょう。 そして「お気をつけてお越しくださいませ。お待ち申し上げております。」 と柔らかな物腰で付け加えられました。
なんだかその一言で、声だけなのにこっちの目を見て話をしてくれてるような そんな気分になりました。
また、別の日、あるレストランにご招待頂いたのでせめてもと思って 小さなお花のアレンジを作って持っていきました。 招待してくださったお店の方にお渡しすると 「早速飾らせていただきます」とお店の玄関に飾ってくださいました。
後日、お礼のメールを出したらお返事をくださいました。 「先日頂いたお花はお店の玄関で大勢のお客様をお迎えくださいました」 と素敵な一言が添えられてありました。
こういうさりげない一言で人の心にふわりと風を送りこめるような人って 素敵ですね。
なんでも簡略化、合理化の時代で物事がどんどん殺伐としている時代に 一番のもてなしは「心遣い」なのかもしれません。 お金にはかえられない、その人の中で培われた最大のもてなし。 そんな「心遣い」をできる余裕は、やはり何もかもバタバタと こなすだけの毎日では生まれません。 一つ一つの事をもっと丁寧にやらなければと反省の安藤です。
安藤みかげ
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