空色の明日
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2002年03月24日(日) 本当の笑顔

近所のテーマパークで思うこと。
みんなが「心を解き放って楽しんでいる顔」をしている。

普段の生活ではなかなかこの顔ができない。
一緒にいる人たちみんなが「遊ぶ気持ち」にならないとこの顔にならない。
そういう意味ではテーマパークは「遊ぶところ」なので気持ちの方向が
全員「遊ぶ」方向に向いているのでとても素直に「楽しい顔」になる。

けれど、残念ながら安藤のようにそのテーマパークの利用目的が
「銀行」とか「近所のバー」とか「グッズ販売店」だったりすると
もはや慣れすぎて「楽しい顔」にもならない。
ショーだって毎回同じモノだからあまり変化もない。

そんな中で唯一ネタを変えていろいろやっていた某マジシャンさんが
テーマパークをやめてからの初めてのショーをやるということで見に行った。
彼によって私が得た物は「素直に笑えること」「優しく笑えること」。
私が一番手にいれたいと思っていて、しかも一番困難だったこの「笑う」という
表情を彼は与えてくれました。

彼がいなくなったこの1ヶ月、それは変わらずにあると思っていたのに
久しぶりに彼のショーを見たら、なんとはじめの数分、笑い顔が
どうも上手くいかない。

いかん!!!戻ってる!!!
折角手に入れた「笑い顔」がこうも簡単に失われるものか・・・。

けれど始まって数分後、ショーがペースにのってきて、お客さんが
だんだん盛りあがってきた頃、私の顔も「いい笑顔」の形になってきました。

そう、私が彼のファンになったのは、彼が好きだってこと以上に
彼のショーによって笑える自分が好きだからでした。
ショーが終わってから、また少し自分が好きになって帰路につきました。

最近いろんなことを忘れてニコニコ顔になったことがありますか?
「ああ、今子供の顔になってる」とわかる瞬間なんだか心がとっても
やわらかくなって幸せな気分になるのです。

前みたいに頻繁にショーを見ることはできないけれど、またどこかで
会えたらいいな・・・。


安藤みかげ