空色の明日
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もうすぐバレンタイン。 チョコレート店が考えたからチョコレートをあげることになってるけど チョコレートより他の物の方がいいなーって思ってる男の人多いでしょうね(笑)
実際このシーズンになると街中にチョコレートが溢れてついつい 食べたくなっちゃって、自分の分まで買っちゃう女の子が多いんでしょう(笑)
でも甘い物の代表といえばやっぱりケーキ。 子供の頃に誕生日とか病気になった時に父がいつも仕事の帰りに ケーキを買って帰ってきてくれた。 そのケーキ屋さんは父の職場と家の丁度真ん中にあって、 閉店間際にいつも父は滑りこみで買ってきてくれていた。
私が子供の頃は、まだ今のように美味しいケーキ屋なんてあまりなくて スポンジもガサガサだったり、クリームも不味かった。 そんな時代にそこのケーキはピカイチに美味しかった。 スイスで修業をしたというパティシエ(当時はそんな言葉はなかったけど)が 日本では斬新なケーキを小さな店で次々作り出していた。
その後、私たち一家は引越しをしてそのお店で買う父のお土産はなくなったが その時養われた舌で、私はすっかり「美味しいケーキ」ってものに うるさくなってしまった(笑)
その小さな小さなケーキ屋さんのケーキ、もしかしたらあなたも 食べた事があるかもしれません。 アルプスの少女と同じ名前のかの有名なケーキショップ。 その本店が、私の思い出のケーキ屋さんだったのです。 あの小さなお店が今では全国のデパートに出店するほどに成長したのでした。
ずっとその思い出を忘れていたんですが、よく考えたらその後も私は デパートでそこのチョコレートを買って何度かバレンタインに プレゼントしていました。 心のどこかで「幸せを呼ぶ味」として覚えていたのかもしれません。
安藤みかげ
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