空色の明日
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2002年02月09日(土) 小さな幸せ★

我が家には月に数回やってくる住人がいる。
近所のテーマパークが大好きな彼女は大阪まで最短でも2時間かかるところにお家がある。

我が家には空いている部屋がいくつかあるので、そのうちのひとつが今では彼女の部屋。
パジャマや身の回りのいくつかの道具も置いてあって、お布団も彼女用にセットしてある。

この町に友達のいない私には彼女がこうして時々やってきては
夜な夜な一緒にお酒を飲んだりおしゃべりしたりするのがとても楽しみ。
そんなふうに過ごすようになって何ヶ月になるだろう。

まさか近くもない彼女とこんなにしょっちゅう会えるようになるとは夢にも思わなかった。
でも彼女はその距離をものともせず通ってきてくれる。
お目当てが別にあったとしても私はそれに便乗して彼女に会えるのがとても嬉しい。

そんな彼女がおとつい泊まって昨日の夕方帰っていった。
すっかり勝手知ったる仲なので、帰っていった後の部屋もいつも綺麗なもの。
だから私は彼女が帰った後も仕事をしたりバタバタしていたのでその部屋には
入ることなく夜中になっていた。

日記を書いたりしてすっかりおそくなってそろそろ寝ようと最後にメールをチェックしたら
半日ほど前に帰った彼女からメールが。

「(HPの)BBSを見てね」と書いてある。
BBSを開くと何やら暗号のようなアルファベットが・・・。

「TOIRE KARA 3PO ARUITE HIDARI NO DOA WO AKEYO」

???

トイレから3歩歩いて左のドア?
そこは彼女の部屋。
ああ、まだ部屋を開けてなかった。

恐る恐るドアを開けるとそこには・・・

先日私を幸せで包み込んだ映画「アメリ」に関する1冊の本とメッセージが置いてあった。
「Happy Birthday to You」

私のアメリはこの部屋に住んでいたのです。

私のアメリちゃん、こんなにも私のイタイところを見事にぐっさりついてくれてありがとう。
私は感動してしばらく泣いたままそこから動けませんでした。
今年の誕生日の事はきっと一生忘れられないと思います・・・。


安藤みかげ