空色の明日
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2001年12月06日(木) 「ぼく」

昨日から読み始めた江國香織さんの本。
主人公は「ぼく」。
男の人は自分自身の呼び方が「俺」とか「私」とか「ぼく」とか
いろいろあって、選べていいな。
その選び方で印象が変わったり…。

私は自分のことを「ぼく」って言う人が好き。
「ぼく」って言い方は、なんとなく自分も相手も大切にして
言っている様に私には聞こえるから。

以前秘書をしていた時に、自分の父と同じ歳の役員さんを担当していて
その人が自分のことを「ぼく」って言ってたのが、なんだかとても
優しく聞こえて好きでした。
(まぁ、その人はすごく優しくて立派な方だったんですけど。
実際その後社長になられたぐらいですから。)

相手の人のことはもちろん、自分を粗末にしている人が嫌い。
女の子でいうと、粗野だったり、無駄に自分を安売りする人。
もし女にも「ぼく」みたいな言葉があるとしたらそれを絶対
使わなそうな人にはなりたくない。
少なくとも「あたし」とは言わず「わたし」って言いたい。

努力が嫌いだったり、わがままだったりしますが、それでも
どんな人にもちゃんと真面目に接したいという気持ちはいつも変わりません。
「今日○○してさー」
「えー!ほんと!?」
「嘘にきまってんじゃん」
なんていう会話が大嫌いです。
そういう無駄なエネルギーを相手に使わせる人が嫌いです。

照れとかもあるんでしょうが、さすがに大人になると
もうそういうのも必要なくなるというか、飾らなくても
そのままを曝け出せるくらいの固まり加減なので、まだそんなこと
してる人は「あー、作らなきゃいけないってしんどいだろうな」と
反対に心配してしまいます。

人と話すことは難しくすればとても難しいですが、シンプルにすれば
とても簡単なことです。
礼儀ってそういうためにあるような気がします。
礼儀を持つってコトは相手を思いやることです。
最近それがカッコ悪いみたいに思ってる人が多いですが、そんなこと
考えるから余計にいろんなことが難しくなるんだと思います。
私はそういうまどろっこしいことが苦手。

だからいろんな呼び方の中から素直に「ぼく」を選べるような人が好きです。
それってすごく大人っぽいと思います。

あ、でもこれってあくまで女の私の意見なので、もしよかったら
男性のご意見お待ちしております。


安藤みかげ