空色の明日
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2001年10月20日(土) シロを救う会

半年ほど前から近所に野良犬がウロウロしていた。
大人しくて、たぶん元飼い犬らしく現れた時はなかなかきれいだった。
母が勝手に『シロ』と名前をつけて時々エサをやったりしてたけど
このごろそのシロが薄汚れてきて、しかも病気か、ケガをしたらしく
腹部に大きな傷があって、みるみるうちにヨタヨタになってきた。

私は犬を飼ったことがないので、その姿を悲しい思いで見ながらも
どうすることもできなかった。
そしたら、近所のオバちゃん達がとうとう立ちあがったらしい。
みんなでカンパして病院に連れていって、そのあと犬好きの
裏の家のオバちゃんが飼うことが決定した。

さっきそれで私もカンパさせてもらった。
なんとも金で解決するあたりが実に日本的で私は少し後ろめたいが
それでもあのままシロが死に向かって歩いている姿を
心の中で「ごめんね、助けられなくて」って謝りながら
見守る日々から開放される。

でも結局それはシロを助けたんじゃなく私自身の気持ちを
整理できただけのことなのね。
シロちゃんごめんなさい。


安藤みかげ