空色の明日
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2001年10月11日(木) 混ぜる・捏ねる

NHK「トップランナー」に窪塚氏がでてたので観た。
この頃の彼は説教臭い(こんなことファンサイトではとてもかけない)。
いろいろ思うところがいっぱいあるんだろうが、実は
あんまり話し方が上手じゃないと気付く。

たぶん思いついたまま喋ってるんだと思う。
それは私にも言えることで、頭の中で整理する前に喋っちゃうので
ダラダラしてしまうんだと思う。
でも彼は言葉をたくさんしってるのでそれなりに返事をきちんと
できるところはさすがだと思うが。

でも「何者なの?コイツ?」って思われたいなら、あんまり
喋らない方がいいと思うな、オネエサンは・・・。
役者は謎が多い方が得だと思う。


それはいいとして、彼が10代の頃、いろんな服を着て
マネをしたりしてて「これを脱いだら何が残るだろう」と
考えていたということを言っていたのを聞いて頷く。
確かについこの間まで私もそんなだった。
特技と言っても何も残した物とかないし、音楽もやめちゃったし
「これやってます」ってものは何もない。

でもこの頃、服を脱いでも、髪を切っても私がここにいるという
実感がすごくある。
何をやったわけでもない。
ただセレクトしてきたいろんな物事が一応に私という人間の
隙間を埋め始めたのでだんだんそれを踏みしめる段階に
入ってきたんだと思う。

クッキーを作る過程に例えるとたぶん混ぜたり捏ねたりする
段階が終わって、今は伸ばして型抜きする楽しい段階なんだろうな。
いろんな材料をミックスしてやっとクッキーと言う形に
ひとつ近づいてくる段階。

踏みしめるごとに密度が濃くなってなんだか私という人間が
凝縮されたような気がして「自分」を感じる段階。

だけどこれを踏みしめ終わった瞬間、その出来上がったものが
ものすごく間違ってたり偏ってたりして、今度はそこを埋める
新しい段階のスタート地点に立つんだろう。

窪塚くんは今、小麦粉とバターと卵を混ぜて練ってるんだなー(笑)


安藤みかげ