空色の明日
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2001年02月28日(水) 視線上の自分

時々人から「みかげちゃんって人の目みて話さないよね」と言われる。
向かい合わせで話すと話してる相手と全然違う方向を見ながら
話しているらしい。
らしいというか自分でも視線がいつも相手をはずしてる事は
わかってるんだけど。
たぶんものすごくホントは照れ屋で素直に人の目を見れないんだろう。
ちゃんと見るように練習した時もあったけど最近またダメ。

たぶん自分に自信がない時はダメなんだと思う。
すごく綺麗にお化粧してたり綺麗な格好をして「今日はバッチリ」
って気持ちの日は背筋も延びて全然大丈夫なのに。

先日写真遊びをした。
友人でちょっと写真の上手な人がいて、その人は撮る練習を、
私は写真が苦手なので撮られる練習をするというもの。
はじめはすごく照れちゃって全然レンズの方も見れない。
見てもシャッターを切る手前で「あー、もうだめ」ってかんじで
よそをむいてしまうので結局ぜんぜん違う方向を向いてるもの
ばかりになってしまう(笑)
っで、やっと1本まるごととったあたりからなんとか慣れてくる。
結局2本丸ごと撮った。

この前のウルルン滞在記で言ってたんだけど鏡って左右逆だから
自分が見ている自分の顔はいつだって左右反対。
ほんとの顔って自分ではなかなか見れないんだよね。
だから写真の顔がなんか馴染めないのはそういうことだと思う。
いつも見てる自分と左右逆だから全然違う顔になる。
っで、あんまり鏡で慣れると顔が全然違う方向に歪んでいってる
ことに気がつきました。
もともと人の顔なんて左右対象じゃないから鏡の中でできるだけ
いい様にと思ってお化粧したり表情作ったりしてたら
そっちにばっかり偏って写真に写るとすごく歪んでて驚いた。
写真って正直だからキツイときはそう写るし優しい時もちゃんと写る。
機械だけどちゃんと視線が入ってると思う。

撮ってくれた人と「これ、時々やったほうがいいかもね」と話した。
人の視線上のホントの自分を確認する。
鏡の中で一生懸命いい顔を作った末に歪んだ顔がはっきりと写る。
逆方向に戻さなきゃ。一つ一つ作ったものを剥がさなきゃ。
思わず目線をはずしたはじめの1本目の写真のほうが実はずっと
正直でいい顔だった(笑)


安藤みかげ