空色の明日
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2000年10月09日(月) 安上がりな子供

小学校1年生の姪が公文教室に通い始めた。
私は塾と言うものに行ったことがないので「1年生からそんなことしなくても」
と思ってしまったが兄弟関係が悪くなっても困るので黙っていた。

高校受験の時も大学受験の時も「私立に通わせるお金はないからね。
せいぜいがんばって勉強してね」と軽く親に言われてしまった私。
そう言われたら勉強するしかない。
小学校高学年あたりから周りが塾に行き出した時も
「あんた学校終わってもまだ勉強したい?いやでしょ?宿題も倍になるのよ。
それでも塾行きたい?」とうまくごまかされたが今考えれば
当時ピアノを習いにいっていたので、それ以上子供に教育費をかけられなかっただけだろう。

でも確かに私は集中力が短時間しか持続しない。
だから学校の後、塾に行ったって勉強できるわけがない。
同じことを何度もするのが一番嫌いなんだから。

おまけに、わからないことがあると「先生に聞きに行きなさい。先生をフル活用しなさい。」
と親に言われた。
おかげで私は小中高と職員室をウロウロする勤勉な生徒として先生に一目置かれ少々の悪さも見逃して貰えたり『熱心に質問に来るかわいい生徒』として先生にかわいがられた。
そして小学校から短大まで全て公立で安上がりに就学期間を終了した。

私の親は私達子供に『子供は扶養されている』ということを強く提示していた。
高校や短大の卒業の日には母に
「今日まで通わせてくれてありがとうございましたってお父さんに言って来なさい」と言われた。
もちろん通っている時に親に感謝し人一倍勉強したかというと残念ながらそうではないが・・・(笑)
常に我が家で一番下っ端は子供達だった。

最近「子供様々」のような家族をよく見かけるが私にはとても信じられない光景。
こんな私でも子供ができたらそんな母になってしまうんだろうか。


安藤みかげ