紫
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すずめが、わが家のベランダに遊びに来ます。
去年の秋から春にかけて、暖を求めてベランダにあるエアコンの室外機の横で過ごしていた1羽のすずめ。
「あの場所が暖かいのかなぁ」
「そうかもなぁ」
と父と母の会話を思い出します。
母は、すずめが食べるようにとベランダにごはんつぶや水を置き、すずめは冬の間、それを食べていたとか。
食べるときと、食べたあとに必ず「ちゅんっ!」と言っていたそうです。
春になり、すずめがわが家のベランダからどこかに引っ越しました。
今度は、暑かったのでしょう。
それでも、すずめは1日に1回は「ちゅんっ」といいながら、ベランダにやってきます。
そして、最後に「ちゅんっ」といって飛び立ちます。
ある日、すずめが2羽になっていました。
きっとパートナーを見つけてきたのでしょう。
「ちゅんちゅんっ」
最初のすずめに教えられたのか、きちんと2羽とも挨拶をしてごはんつぶを食べているとか。
なんとも礼儀正しいのでしょう。
それもつかの間。
しばらく、また1羽だけになったなぁ……と思っていたところ、ある日、すずめたちが2羽の小さな雛を連れてやってきました。
「ぢゅぢゅぢゅぢゅ、ぢゅ」
雛にえさの食べ方を教えているのでしょう。
いつも以上ににぎやかに、4羽でわいわい。
わいわい。
すずめも、すずめとしての「生」をまっとうしているんだな、って、母の話を聴くたびに思います。
あしたも、来るかな?
おやすみ。
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