紫
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父が亡くなったとき、メールをくれた友がいました。
よくいっしょにハイキングに行く友です。
「また、山登りに行こう」
そんなとりとめのない内容のメールがとてもうれしくて、すぐ返事をしました。
「今年はみんなで富士山か?!」
富士山にあまり魅力を感じていなかった私は、もちろん、冗談のつもりでした。
でも、すぐに返事がきました。
「富士山、行こう。山登り、しよう。人間くさく生きよう」
なんだか、そんなメールに感動して、この夏の富士山行きを決めました。
ということで、あしたから富士山ツアーの出発です。
ツアーにのらないと、かなりお金がかかることと、私自体が数年前に7合目付近でリタイヤしていることを考えて、ツアーでの登山を選びました。
4月からじょじょに準備を始め、登山初心者の友には買い物リストを作り、「富士山? 行く行く!」と気軽な参加者には「かなりしんどいよ」と念を押し、参加者全員に出発日まで「階段の昇り一段飛ばし」の義務を課しながら、富士山への熱気を高めてきました。
と言いながら、私がいちばん不安がっているのは百も承知です。
3000メートルより700メートルも標高の高い山に登るのは、日本では富士山以外にありません。
高山病や体力は大丈夫だろうか。
心配性の私。
ぐるぐる不安がうずまきます。
でも、大丈夫、という確信がひとつ。
それは、あした登る仲間のたくましさ。
あしたは、早いのさ。
おやすみ。
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