紫
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「新・世界七不思議」というのがあるそうです。
それが、きょう、選ばれました。
中国の「万里の長城」、インドの「タージマハル」、ペルーの「マチュピチュ遺跡」、チチェンイツァの「ピラミッド(メキシコ)」、リオデジャネイロの「キリスト像(ブラジル)」、ヨルダンの「ペトラ遺跡」、ローマの「コロシアム(イタリア)」。
残念ながら、選ばれなかった候補に、京都の「清水寺」がありました。
何が七不思議なのかはわかりませんが、どうせなら選ばれてほしかったな。
なぜなら、あの「清水の舞台」のひとつは、当時、宮大工だった父が、その修復作業に立ち会ったものだから。
今日も、父が生前にお世話になった人のところへ挨拶に行きました。
「いろんなことを、教えてもらいました。職人として、貴重なことも、たくさん……」
そんな言葉に母が涙ぐみ、私は、やはり隣でガマンしていました。
私だって、父の思い出を語りたいのに。
もっと、大工だった父の話を聞きたいのに。
もし、今、私が交通事故で死にいたったら、母は「生きていられない」と言います。
寂しさが、人を殺す。
その寸前までいったことのある私には、その気持ちはよくわかります。
だから、私は人を死なせちゃいけない。
そう思うから、長生きするんです。
悲しむ人がいなくなるまで。
迷惑をかける人がいなくなるまで。
おやすみ。
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