紫
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デパ地下で、3品盛り合わせのお刺身を買って帰りました。
こんな早い時間に家に帰るのは、久しぶり。
でも、山のわが家までは、都会から2時間。
夕飯に間に合うかどうか、微妙な時間帯です。
途中、やっぱり果物にすればよかった、とか、もっと日持ちのする昆布とかにすればよかった、とか、いろいろと後悔しながら、わが家にたどり着きました。
母は、もう夕飯を済ませていました。
あぁ……。
ま、鮮度は落ちるけれど、明日の夕飯に食べてもらいましょう。
ということで、ちょっと長めのお風呂に入り、台所へ行くと……。
あぁ……。
母が、お手製のレモン酒を飲みながら、刺身をつついていました。
「やっぱり、人がいるって、いいなぁ」
率直にこぼれる母の一言、一言に、苦しいくらいにむせぶ気持ちにも、慣れました。
母とふたり、テレビを観ながら、ゆったり20時まで。
常日ごろ、たったこれっぽっちの時間も作ってあげられなくて、申し訳ない気分になりました。
あと、もう少し、待ってて。
心の中につぶやきは、そのまま、テレビの音にかきけして。
おやすみ。
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