紫
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今日も母と役所に行きました。
世帯主が変更する、ということはどうにも手続きが大変です。
連休の合間の平日で役所は大混雑。
待ち時間のあいだに、昼食を食べてきたので「待った」という感覚はありませんが、ところどころで職員の人を怒鳴りつけている声が聞こえてきます。
怒っても、仕方がないのにね。
待ち時間の長さに怒るくらいなら、無愛想な態度をとる職員に怒ればいいのに……、などなど思い、3月に私に冷たい態度をとった職員の顔を思い出しながら、手続きをすませました。
もう、私の気持ちから「訴訟」なんて文字は消えました。
父が弱かったのです。
ただ、恨むべくは、暖冬を続けてきた冬と春の間に突如としてやってきた大寒波が、父をますます弱らせてしまったのです。
父の死後、背中に感じる太陽の暖かさがどうにも悔しくて、例年以上に誇らしげに咲く桜が妙に切なくて、この春の到来を素直に喜べなかった私。
「今年は花の当たり年やね」
車のなかで母が言いました。
そういえば、私の住む山は桜もつつじも例年以上に満開。雪柳も見事でした。
今は落ちたイチョウの花でアスファルトが覆いつくされています。
そっか。
花の咲く、年、なんだな。
花の好きな母が、花を見て喜ぶ。
そんな春の到来を、やっと「喜んでみようかな」と思えるようになりました。
おやすみ。
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