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2007年01月04日(木) わすれないこと

幕末の激動の時代を生きた人のひとりに「吉田松陰」がいます。
山口県で松下村塾で教え、高杉晋作や木戸孝允(たかよし)などの明治維新の指導者となる人物を育てました。

「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」
(誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはない)

孟氏の言葉を引用して、門下生に送ったこの言葉は有名です。

そんな松陰が「安政の大獄」でつかまり死刑にあったときの年齢を知り、驚きました。
享年29歳。
時代とはいえ、若すぎる死に違いはありません。

あまり有名ではありませんが、松陰は「留魂録」という遺書のようなものを、門下生に遺しています。

そのなかで、人生を四季に例えて「春種し、夏苗し、秋苅り、冬蔵す」という一文があります。

「すべての人生に四季があり、たとえ10歳で死のうとも100歳まで生きようとも、人生に長短はない」という境地に達した後、斬首刑を受けたそうです。

………幕末期。
時代が人を育てた、という観もありますが、私は明治期に生きていても、松陰のような人生観には達しなかったような気がします。
ただ、「至誠」だけは忘れずにひたすらがんばることだけが、私にできることでしょうか。

おやすみ。


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