紫
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銀座の小さな映画館で「ニューシネマパラダイス」という映画に出会ったのは、私がまだ学生時代。
なんの前情報もなく、大学の友人に連れられて、映画を観ました。
当時から映画館ではあまり泣かなかった私が、珍しく涙をこらえることができなかった映画のひとつです。
当時、私がいちばん泣いたのは、主人公の少年がいつしか青年になり街を出ていくシーン。
自分自身に投射され、ぽろぽろ、ぽろぽろと涙があふれ出てきて困っていたのを覚えています。
きょう、たまたまつけたケーブルテレビで「ニューシネマパラダイス完全版」を観ることができました。
これまでも、何度かビデオをレンタルして観たことはあり、いつも同じシーンに涙していたのですが、きょうは、なぜかほかのシーンに何度も何度も胸を詰まらせてしまいました。
そのシーンがどこかは胸の内に秘するとして、私の涙のツボが変わったことは確かです。
人生を続けることと、人としての成長が比例するとは思っていませんが、いろんな経験をしていくことで、豊かな心を手に入れられるのなら、人生も悪くはないな、と思いました。
「トト」という名の主人公は、最後に何を考えながらスクリーンを観ていたのでしょうね。
おやすみ。
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