紫
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涸沢(からさわ)の雪渓が遠くに見えて、そこからまだ2時間近くは歩かなければいけないのは知っていたけれど、それでも「またあの場所に行けるんだな」という憧れに似た気持ちがふつふつとこみあげてきて、歩みにさらに力が入りました。
上高地から約8時間。
自分たちの足で一生懸命に歩いて着いた穂高のふもとで、私は初めて自分のテントを立てました。
去年、初めて涸沢に来てからの夢がかなった瞬間。
オレンジのフライシートが妙に誇らしげに感じました。
それから涸沢ヒュッテで恒例の生ビールとおでん。
山バッジも買って、みんなで乾杯。
テントに戻って鍋を作り、サイドメニューには、きのう、一生懸命に詰めていた「ワイン」「油みそ」「らっきょに梅干し」「ヘレ肉」、友に作ってもらった「お漬物」などなど、なんとも豪勢な山ごはんになりました。
きれいな星空を眺め、女性テントで「梅酒の会」をして、20時過ぎに就寝。
ごつごつした地面を背中に、ぐっすりすやすやと眠りにつきました。
涸沢から、おやすみ。
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