紫
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「博士の愛した数式」という本を読みました。
ホントは、今、読みかけの本があるので、買うのにちゅうちょしましたが、買いました。
私は、読みかけの本があるときに、ほかの本を買うということができません。
1冊読み終わってから、書店で読みたい本を探します。
そのほうが、1冊の本をすみからすみまでていねいに読めるような気がするからです。
実際、読み終わったあとは目次や奥付、解説、プロフィール、広告まで読み、カバーをはずして紙の感触を愉しみます。
ひとつの「儀式」みたいな感じでしょうか。
そうすることで、作品の余韻を愉しんでいるのだと思っています。
ところが水曜日。
観たい映画も観られず、頭の中をぐるぐるとまわる怖い映画のシーンを消し去るために、本屋に向かいました。
そのへんの雑誌を1冊手に取り、レジに向かう途中に目に入ったのが「博士の愛した数式」。
私の観たい映画のひとつでした。
今、読みかけの本に心の中で「あいさつ」をした後、その本を買いました。
そして3時間後。
私にしては珍しく1日で読了。
作者の「言葉」の使い方の美しさと、「数」への敬愛に魅了された、私にとっては「静か」な時間になりました。
いい作品をありがとう。
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