紫
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高校生のころにバイトをした隣の隣のラーメン屋さん。
当時はまだ幼稚園だった長男を筆頭に次男、三男とやんちゃ兄弟がいました。
大きくなったら、この店舗兼住宅にどうやって3人の部屋ができるのかな。
そんなことを心配したこともあります。
彼らが大きくなる前に、私は彼らの近所から離れてしまったけれど、ときどき、当時のことを鮮明に思い出します。
あの高校まで住んでいた家や隣に住んでいた3つ下の少年、いつも私の面倒をみてくれたパン屋さん、サルを飼っていたいちばん端っこのおばさん、裏に住んでいた兄の初恋の女の子……。
あのまま、私はあの家に住み続けていたら、住み続けることができたなら、今の「人生」を私は生きていないでしょう。
おそらく、どんな人生を歩んでいても、私は「後悔」してはいないだろうと思うけれど、今でもムショウに懐かしくなるのは、あの高校まで住んでいた「家」。
高校生のころにバイトをしていた隣の隣のラーメン屋さんは、数年前に100メートルほど離れたところに店舗を出したようです。
もちろん、3人兄弟の誰かが継いだのでしょう。
あのやんちゃ坊主の誰かが……。
年月は流れて、人はどんどん成長していきます。
もちろん、私も少なからず成長したはずです。
でも、どこかで何かを引きずっているような、そんなキブン。
今日の夕飯は、いつもよく行くラーメン屋さんで「天津麺(てんしんめん)」を食べました。
私のバイトしていたラーメン屋さんの人気メニューでした。
天津麺の玉子を食べながら、ふとセンチメンタル。
ラーメン屋でセンチメンタル。
似合わねーっつーの。
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