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2005年07月24日(日) 私が感じた「あたたかい何か」

きょう、感じたたくさんのことを、きょう、会えなかった多くの人に知らせたい。

そう思っていたけれど、書けません。
きょうの気持ちを、きょうのことを言葉にするには、私にはまだ時間がかかりそうです。

数日前、友がこんなメールをくれました。

「『彼』を知る人たちが、『彼』のことをたくさん話して、思い出してほしい。家族も友も、いつもより近くに『彼』を感じられる大切な時間だから」

もちろん、思い出さない日は、ありません。

でも、こうして『彼』を知る人たちが、1年に1度、ひとつのところに集まって、『彼』の思い出を語っていく。
悲しい気持ちも、悔しい気持ちも、いつまでもそのままそこにあるけれど、「あたたかい気持ち」にも触れることができる不思議さ。

数年前のお通夜の席で、私はみんなにお願いしました。

「彼の思い出を、分けてください」

人に語られる思い出は、さらに悲しみを呼ぶけれど、思い出を共有しあうことで『彼』が近づいてきます。
時には、語り合っているような錯覚にも陥ります。
その瞬間が、あたたかいのか?

そして、そのたびに、こうつぶやきます。

「カレガ、ココニイタラ、ワタシハ、ココニ、イナカッタノカ?」

そんな堂々巡りの悲しさを、きょうは、初めて吐き出しました。
その瞬間、「あたたかい何か」に包まれたような感覚に、涙がとめどなくあふれて、仕方がありませんでした。

帰り道。
きょう、感じた「あたたかい何か」を、私は、いつまでもいつまでも覚えているんだろうな。

そんなことを考えながら、ゆーらゆーらと自転車に揺られつつ、夜空に向かって「ありがとう」を繰り返していました。


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