紫
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「雪が見たい」
暖かい12月に、ふとそんなことを思いました。
とくにウインタースポーツをするわけでもないけれど、やはり雪を見ると、なぜかわくわくします。
ツンと澄ました空気のなか、深々とした雪のなかを、キュッキュッと音を立てて歩くときの、あのぜいたくな気持ちがなんともいえません。
どこかの北国で、年越しでもしようかと思ったりもしたけれど、ここ数年の年末年始の「恒例行事」もあり、なんとなく正月は実家で、という気持ちもあり、で、今年も静かに正月を迎えようと思いました。
ただ、やはり「雪を見たい」という気持ちは抑えられません。
白い息をはきながら、ときどき空を見上げてとめどなく降り注ぐ雪や、海に降り積もうとしては溶ける雪を眺めたり。
雪国に育ったわけではないけれど、雪をふみしめるあの感触を知ってからは、よりいっそう雪への憧れが強くなったように感じます。
今年は暖冬。
雪は、どこか遠くに行かないと、見られないかな、なんて思っていたその朝。
しとしとと冷たい雨が、朝から降りしきっていたかと思うと、いつの間にやら雨の音が消えていました。
やっと雨がやんだのか、と思い外を見ると、なんと大きな雪がまさにコンコンと降っていました。
「あ…」
と思い、久々に感じた「わくわく」。
この気持ちを誰かに知らせたい、と数人の友にメールを打ちました。
雪はまたいつの間にか音を立てて降る雨に変わっていたけれど、なんとなくちょっと遅れてきたクリスマスプレゼントのような、そんな私の大晦日。
今年も残りわずかな時間となってしまいましたが、みなさま、来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
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