紫
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「さっさと食べなさい」
子どものころ、ずっと言われ続けました。
工務店をしていたため、朝は、職人さんがわんさわんさとやってきて、父の指示をあおぎます。
夜は、職人さんが、我が家でお酒を飲んで帰ります。
とにかく、母の朝・夜は、かなり忙しく、食事はいつも、兄とふたりで食べていました。
「さっさと食べなさい」
さっさと食べなければいけないため、兄とおしゃべりをすることもなく、家族の会話も皆無。
それが、ふつうの食卓だと思っていました。
おとなになってから、
「なんで、そんなに夢中で食べるの?」
「もっとゆっくり食べれば?」
と言われるけれど、いまさら、直りません。
気づいたころは、食べ方を直そうとしたけれど、そんなのムリ。
「おいしく食べられればいいんです。
ちゃんと味わっています。
だから気にしないでください」
となーんて言ってたけれど、今はもう言うのも面倒くさい。
おやすみ。
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