紫
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押入れを整理していると、しばらく開いたことのない段ボール箱が出てきました。
引越しに引越しを重ねてきたけれど、その箱だけは梱包されたまま。
もう何が入っているのかは忘れたけれど、私には必要のないものばかりを詰め込んだように思います。
……、はて?
今回は、なぜかその箱を開けてみることにしました。
なんとなく「探しているもの」が出てくるような気がしたからです。
ほこりだらけの段ボール箱のふたを開けると、黒いヘルメットが1つと、それから、スケート靴が2足、それからなぜか社会人になって初めて買った「名刺ホルダー」。
まさに「思い出の宝箱」でした。
もうスケート靴には、スケートリンクの匂いは残っていないし、黒いヘルメットもほこりだらけ、名刺ホルダーも折れ曲がっていたけれど、それでもどんどん、どんどん「思い出」はあふれ出てきます。
しばらくしてから、「宝箱」のふたを閉めて、段ボール箱を元の位置に戻します。
あふれ出てしまった「思い出」は、そのまんま。
ごろごろ、ごろごろと、畳の上にころがったまんま。
いつかまた知らないうちに、静かに「宝箱」のなかに戻っていくことでしょう。
おやすみ。
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