紫
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新卒で入った小さな食品メーカーにいたころ。
毎日、朝礼がありました。
始業時間は8時45分。でも、朝礼は8時40分から始まります。
だから、朝礼が始まるまでに出勤しなければいけません。
逆に、朝礼にきちんと出ると、遅刻はしないということになります。
もちろん、朝礼の席に遅刻すると、上司からこっぴどく叱られます。
新入社員は、7時半ころから来て、駐車場の掃除をしなければいけません。
朝の弱い新入社員。
でも、1時間以上早く来ることで、遅刻はぜったいしません。
そしてもちろん、掃除の時間に遅刻すると、先輩からこっぴどく叱られます。
「遅刻」には、かなり厳しい会社でした。
始業ギリギリに出勤しても叱られていました。
最初は理不尽な会社だ、と思っていたけれど、1年経ち、後輩ができると、なんとなく「あのとき、なぜ叱られたのか」がわかってきたように思います。
そして私も後輩に同じことを言っていました。
「誰からも叱られなくなったら、見放されたと思え」
「叱られる」って、そのときは「なんでこんなことで叱られるんだろう」と腹を立てたり、むしゃくしゃしたりするけれど、「叱る」人にはちゃんと「叱る理由」があります。
「叱る」ことはとってもイヤなことだけど、叱らないと、後輩は成長しないんだな、「叱る」って「愛」なんだな、とひとつ下の後輩ができたときに気づきました。
最近は、他人から「叱られることに慣れていない」世代が増えてきています。
だから、頭ごなしに叱ると、それだけで会社を辞めたり、体調を崩したりする人がいるそうです。
叱り始めると、話しをかえようとする人もいます。
理不尽だと、言い返す人もいます。
その「理不尽さにも意味がある」ことに気づく前に、会社を辞めないでほしいな、とよく思うのでした。
そんなところで、おやすみ。
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